2017年01月09日

タイマーを使うだけで驚くほど生産性が上がる。集中力アップに最適。


Canon キッチンタイマー CT-40-WH SB(ホワイト) 抗菌仕様

 数年前から、ストップウォッチとタイマーを愛用しています。
 最近ではより積極的に使うことで、驚くほど生産性が向上しています。


 最近のタイマーは多くの機種に、ストップウォッチ機能のカウントアップがついています。これはどれだけ時間がかかったか計るのに適しています。
 一般的なストップウォッチは、1/10秒や1/100秒を計る機能がありますが、タイマーに付いているものは1秒単位です。実際に、陸上競技などのスポーツ以外では、秒単位でわかれば充分です。

 まずは、何でも時間を計ってみましょう。
 食器を片付けたり、洗い物をするのは面倒に感じます。でも、一度どのぐらいの時間がかかっているか計ってみることをおすすめします。
 私の場合は一人暮らしというのもありますが、3分以内に終わっていました。

「あれ? こんなもんなの?」
 というのが正直な感想です。

 感覚的にはもっとかかっているように感じていました。
 おそらくこの感覚のずれが、面倒に感じている要因なのかと思います。


 時間を計ったら、次はタイマーの出番です。
 計った時間を設定して、スタートさせます。

 タイマーのアラームが鳴る前に終わらせるようにします。
 一種のゲーム感覚で、今日は20秒短縮できたとか、オーバーしてしまったなどの結果が見えます。

 予定よりも早く終われると、満足感があります。
 普通に作業をして、やり終えたときよりも満足感が高くなります。
 これは、時間内に終えることができたという分が上乗せされるからでしょう。


 これは、脳を元気な状態に保つのにも効果的です。
 同じ仕事でも、何時までにやろうと時間を意識してやるのと、何も考えずにやるのとでは、脳の働きが異なります。
 過去の記事、「元気な脳を保つ方法」にも書きましたが、時間を意識するのは重要です。

 早起きして仕事をすると、ものすごく生産性が高くなります。これも、出かける時間など後に予定があるために、時間が制限されます。そのため、時間内に何とかしようという意識が働いて、集中の度合いが高まります。
 また、時間内により速くすることや、よりよいものを作るために工夫が生まれます。こうした工夫は、時間を区切らずにやるときには出てこないこともあります。


 時計をおいて作業するよりもタイマーのほうがおすすめです。
 時計では、「何時に出かけるから、あと何分だな」と考えてしまいます。これでは、集中できません。残り時間が表示されるタイマーのほうが、別の思考が入らずに済みます。


 繰り返し行うことであれば、記録を取ることでどんどん時間を短縮することも可能です。
 また、何かの工夫をしたときに、それが効果的なのかどうかも確認しやすくなります。
やってみたけど、思ったより時間短縮にならなかったとか、よけいに時間がかかったということもはっきりと分かります。

 こうしたタイムアタック的な要素を入れることで、あまり乗り気でない単純作業も楽しむことができます。


 気が散ってしまって、いまいち集中できないときにも有効です。
 その仕事に必要なものだけを机の上に出して、パソコンならよけいなタブなども全て閉じます。まずは、5分でも10分でもいいので、その時間はこれしかやらないと決めてタイマーをスタートします。
 時間が来るまでは、何が何でもそのことだけに集中します。
 タイマーが鳴ったら、気晴らしでも何でもしてください。

 作家を続けるのに必要なことはという質問に
「毎日2時間、原稿に向かうことだ。一行も書けないとしても」
 ということを答えた作家がいます。

 結果はどうあれ、その時間そのことに向き合ったと言うことを積み重ねることが重要です。


 気晴らしの際も、タイマーを使うと効果的です。
 ネットでいろいろ検索をしたり、YouTubeで動画を見ているとあっという間に時間がたってしまいます。
 これも、やり過ぎ防止として、タイマーを設定しておいて、鳴ったら途中でもやめるようにします。


 タイマーをセットするというのは、制限時間・締め切りを決めることになります。
 些細なことでも、期限を切ることで生産性を上げることができます。

 特別に高度な道具やシステムは必要ありません。
 どこにでも売っているタイマーが一つあればいい。
 とても安上がりです。


 いま使っているタイマーがこちらです。

Canon キッチンタイマー CT-40-WH SB(ホワイト) 抗菌仕様

 実売で、1,000円ちょっとです。


 これまでは、「SEIKO セイコー サウンドプロデューサー SVAX001」という時間の計算などもできるものを使っていました。



 これはとてもいいものですが、ちょっと重いのと長く使うと、ボタンの文字が消えてくる欠点がありました。

 そこで同様のものを探してたどり着いたのが「Canon キッチンタイマー CT-40-WH SB(ホワイト) 抗菌仕様」です。


 タイマーを選ぶときに私が重視しているのが、オーバーした時間が分かるものであること、数字キーが付いていること、バイブかサイレント(音を出さない)にできることです。
 時間が来たら、ゼロになってアラームが鳴って終わりというものがほとんどです。
 しかし、そのあとも時間がカウントされ続けると、何分オーバーしたのかがはっきり分かります。

 先の、SEIKOのものも、Canonのものも、マイナス表示で時間を計り続けてくれます。


 もう一つ、タイマー選びで重視しているのが、数字キーが付いているかどうかです。
 時分秒のボタンだけのものは、30分を設定するのに、30回ボタンを押すか、長押し早送りという操作が必要です。これでは、設定に時間がかかってしまいますし、面倒臭くなって使わなくなる要因になります。


 バイブかサイレント(音を出さない)というのも重要です。
 キッチンタイマーの音は、かなり耳障りです。
 時間が来たことを知らせる意味ではいいのですが、職場や試験会場・仕事や勉強の用途では音がじゃまになります。
 音を消せることは必須です。
 無音になるだけのタイプやバイブレーションや光の点滅で知らせるモードにできるタイプなどがあります。こうした機能があると、周りに気を使わずに済みます。

 タイマーにちょっと不満なのは、「マグネット付き」という点です。
 元々がキッチン用途なので、冷蔵庫やシンク周りに貼り付けられるという利点があります。また、このマグネットは強力なものです。

 しかし、仕事や学習などで利用しようとするとデメリットになります。
 マグネットがあることで鞄に入れるときも、カード類への影響を考えて財布と離さなければいけないなど気を遣います。


 マグネットなしや、マグネットが取り外せるようにしていただけるとうれしいです。
 @TANITAofficial タニタさん、ご検討いただけると幸いです。


 Canon キッチンタイマーも、分解してマグネットは取り外してしまいました。


 時間を計ったり、タイマーをセットするというちょっとしたことで驚くほど生産性や集中度が上がります。

 なかなか原稿を書く気になれないとか、書こう書こうと思っていても手をつけていない人などは、ぜひ利用してみてください。

 著書『わかりやすい文章を書くためのプロセス』に書いた、書く時間をスケジュールに入れるという方法と組み合わせるとより効果的です。


 ものは試しで、タイマーをいつでも手元に置いて、どんな行動でもこのぐらいで終われるかなという時間を設定してみてください。
 意外にも自分の思っているより時間がかかっていたり、逆に時間がかからないと言うことが分かります。

 感覚と実際のずれが修正されると、やる気も変わってきます。
 メールを書くときでも、料理や洗濯物を干したり取り込んだりするときなど、いろいろ試してみてください。

 たったこれだけのことで、想像以上の効果が出ます。

※この記事執筆時、60分にタイマーを設定しましたが16分46秒オーバーしてしまいました。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 16:42| Comment(0) | 効率化・仕組み

2017年01月06日

Writebox 集中して書けるテキストエディタ

 Chromebookを使うようになって、ちょっとしたテキストのメモやURLなどは「Writebox」に書いています。

Writebox
http://writeboxapps.com/

Writebox2017-01-05 at 07.46.47.png

 Writeboxは、ブラウザでテキスト入力ができるエディタです。
 https://write-box.appspot.com/ こちらにアクセスすると、いきなり書き始められます。

 メニューなども入力中は隠れて書く内容に集中できます。
 以前は、機能拡張やChromeアプリもありましたが、現在はブラウザ版のみとなっています。

 シンプルで必要最小限の機能しかないので、使い方もすぐに覚えられます。

 画面の下には、文字数カウントが常に表示されています。また、範囲指定するとその部分の文字数が分かります。

 入力したテキストは、Dropbox・Googleドライブに保存することができます。
 また入力中は、ブラウザの保存領域に自動保存されます。

 いちど、Writeboxの画面を開いてしまえば、オフラインでも作業は可能です。

 マークダウン記法に対応しており、プレビューとHTMLでのダウンロード(保存)ができます。
 キーボードショートカットも利用できます。


 これが、下手にメモ帳の同期をするよりも、スマートフォンや複数の端末でテキストをやりとりしやすくて快適です。プレーンテキストとして保存されるので、他のアプリケーションでも利用できます。


 メニューのSettingから、背景色・文字色・フォントなどを変更できます。
 個人的には、黒背景のほうが集中できるので、黒背景に薄いグレーの文字にしています。文字が白すぎると、ぎらついた感じがして目が疲れるので、この設定にしています。

 等幅フォントにする場合は、monospaceフォントを選択します。

 Writeboxを全画面表示にすると、気が散る要因がないディストラクションフリーの環境ができあがります。


 セキュリティー面は、Writebox
http://writeboxapps.com/
の記述で、DropboxとGoogleドライブのパスワードは保存されません。
 最後に開いたファイルのパスのみを記憶しています。



 複数の会社に籍があるので、それぞれマックOS・Windows7・Windows10・Windows8.1・ChromeOSのパソコンがあります。また、スマートフォンもiOS・Androidだけではなく、WindowsPhoneなどでも同じテキストを参照できるので非常に使い勝手がいいです。

 文字列の検索はできますが、置換機能がないなど多機能ではありませんが、軽快で集中できます。
 私は、ポメラ DM200で書いた原稿をアップロード機能でDropboxに送っています。
 このテキストを開いてコピーペーストするのに、Writeboxを利用しています。

 パソコンから、URLをモバイル端末に送ったり、長文を書く用途にも向いていると思います。
 パソコンで書いたものの続きを、移動中のスマートフォンで書きたい。こうしたニーズには、下手に同期で待たされるメモツールより、Dropboxに原稿を置いてWriteboxで開いて書く方がスムーズです。

 まずは、https://write-box.appspot.com/にアクセスして使ってみてください。

 では、また次のテキストでお会いしましょう。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 06:49| Comment(0) | 効率化・仕組み

2017年01月03日

目標を達成しやすくする、「条件と行動の直結」。

 やろうと思っていても、なかなか実行できないことはよくあります。
 やる気が起きなかったり、忘れてしまったり。
 それは、意思の力に頼っているからかもしれません。


 意思の力は有限であることが、科学的に検証されています。
 判断力も、判断する要素が多くなればなるほど判断疲れの状態になってしまい、理想的な判断ができなくなってしまいます。

 訓練である程度増やせるようですが、やはり限度はあります。

 したがって、意思の力に頼る方法は非常に不安定なものになります。

 いつでもできることは、いつまでもやらないでしまうことがよくあります。
 家の近所の新しいお店に行こうと考えていても、すぐ行けるしいつでも行けるとなるとなかなか行動に移しません。

 おなじように、モバイル機器を持ち歩いて、いつでも仕事ができるとなるとどうでしょうか。
 なかなか、仕事に取りかからなくなってしまう人もいます。


「ああなりたい」・「こうなりたい」という思いから、目標を設定します。
 しかし、目標を設定してもなかなか達成できません。
 より、達成しやすくするには、そのために必要なことを自動的にできるように分解して計画を立てることです。


 やることを、考えなくてもできるところまで分解します。

 たとえば、ダイエットするとしましょう。
 やせたいというだけでは願望です。
 マイナス○kgやせるというのは目標です。
 そのための行動まで分解をします。たとえば、食事のカロリーを制限するとか、運動を取り入れるなど、考えなくても自動的にできる行動を決めます。

 確実に、行動するためにはトリガーとなる条件を設定することです。
 これを、「○○をしたら、●●をする」というように、トリガーとなる条件とセットにします。

 離れて暮らす家族から、「たまには連絡を」と言われているとします。
 この場合は、日曜の夕食後に電話するなど、きっかけとセットにします。

 なかなか家計簿への記入が続かないのであれば、洗濯機のスイッチを入れたら終わるまで家計簿をつけるというようにします。洗濯機の脇に家計簿を置く場所を作るのもいいでしょう。


 長期間の目標でも、考えなくてできるところまで行動を分解してあれば、トリガーと一緒にスケジュールの中に組み込んでしまいます。
 ToDoリストではなく、カレンダーに書き込むなり、スケジュールとして組み込んでしまいます。

 ToDoリストがうまくいかない理由は二つあります。
 やることやいつまでにやるというのは確認できますが、その行動をいつするのかが決まっていません。また、行動まで分解しにくいということです。
 ToDoリストに、なかなか消せない項目が残ってしまうのは分解が不十分だからです。

 何かの書類を作成するなら、
 ・既存資料の準備
 ・ネットでキーワード検索
 ・資料の目的の明確化
 ・資料に入れるもの入れないものの整理。
 ・アウトラインの作成
 ・実際に資料を作成する。
 ・校正などチェック
 ・上司への確認作業

 という、行動が必要になります。
 しかし、「○○資料作成 期日:01/10」とだけあると、進んでいるのかどうかも分かりにくくなります。時間も読めなくなります。

 いきなり書き始めて、途中で資料を探したり、何かがなくて進められなくなったりと、よけいに時間がかかります。書きながら迷うようでは、わかりやすい資料になりません。手直しが増える原因にもなります。
 これでは、意思の力や判断力を無駄に消費してしまいます。


 ゴールや目標になかなかたどり着けないという人は、トリガーとなる条件と行動を組み合わせてみてください。


 手順の分解については、『デジタルデトックス!パソコン・スマートフォン・タブレットをできるだけ℃gわない技術』にて解説しています。

 また、文章を体系立ててスムーズに書けるようにする方法は、『わかりやすい文章を書くためのプロセス』をお読みいただければと思います。


 では、また次のテキストでお会いしましょう。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 08:17| Comment(0) | 効率化・仕組み