
音声入力は、スマートフォンやGoogleのサービスなどでかなり実用的になってきました。
しかしながら、タイピングするのとは異なり、表記や「、(読点)」・「。(句点)」・「・(中黒)」・改行など弱い部分もまだまだ残っています。
Googleドキュメントなど、いろいろ試してみた中で現状ベストかなと思うのが、「SpeechTexter」です。
画面右側に「Dictionary」があります。
これは、音声入力した文字の変換辞書という感じです。
「Dictionary is ON」の状態で使用できます。
DefaultとCustomがあります。
Defaultの状態で、中黒・句点・読点・感嘆符に対応しています。なぜか、感嘆符だけ半角になっているのが残念です。
Customは、言葉と文字の組み合わせを登録すると、デフォルトで対応していない改行や半角全角のスペースなども入力可能です。
『カスタマイズ可能な音声入力サービス「SpeechTexter」』Outliner 伊藤 崇 公式ブログ|https://t.co/55Bvxs3NAw pic.twitter.com/LEfpl0RPev
— 伊藤崇/Book Outliner (@outliner_jp) 2018年4月18日
Customで登録する時のコツは、変換する前の言葉を音声入力で入力し、その文字を貼り付けるとうまくいきます。
改行を登録する時は、言葉を「改行」にして左側の文字部分でEnterキーを入力します。
エンターキーを押すときは、入力モードを英数にして入力します。
なぜか日本語入力がオンの状態で入力すると二重に改行が入ってしまう場合があります。
あまり早く喋りすぎると、追いつかなくなります。また、句点や読点など変換が必要なものは、区切るようにして話すとうまく認識してくれます。
試しに、電車の車内アナウンスを認識できるかやってみたところ、Chromebookの内蔵マイクで問題なく音声入力されました。
設定は、Cookieに保存されているようです。
ブラウザの閲覧履歴の消去などを行うと初期状態に戻ってしまうので、注意が必要です。
日本語だけではなく、多くの言語に対応しています。
アイコンのメニューには、全文をコピーする・テキストファイルでダウンロードする・印刷も有ります。
ちょっとした、メモ入力には最適です。
長文は、ある程度慣れが必要ですが、手が塞がっている状態でもテキスト入力できるのは魅力です。
洗い物や掃除のときに、音声入力状態にしています。こういうときに、ひらめきや何かを思い出すことがよくあるので、すかさず声に出します。
これだけでメモが取れるので、非常に便利です。
https://t.co/LBHEfkfb7U を開いて、音声入力の状態にしておきます。
— 伊藤崇/Book Outliner (@outliner_jp) 2018年3月10日
料理や掃除など家事をしながら、思いついたことをメモるのにちょうどいい。
同じ部屋なら、少し声を張り気味にすればChromebookの内蔵マイクでちゃんと拾ってくれます。
広告は表示されますが、無料で使えます。
Chromebookで利用する場合は、Chromeアプリ版も利用可能です。
ブラウザ https://www.speechtexter.com/
Chromeウェブストア SpeechTexter