2018年02月10日

2018年02月版:ChromebookでSkypeを快適に利用する方法

 携帯電話代わり、リモートワーク(テレワーク)のビデオ会議やミーティングに愛用しているSkypeですが。
 Chromebookで使うにはちょっと工夫が必要です。

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 Skypeチャットであれば、Web版のSkype(Skype for Web)で問題ありません。
 Web版は、ビデオがまだサポートされていないためChromebookでは利用できません。
 また、Skype同士だと、音声通話も問題なくできるのですが、固定電話や携帯電話からの着信で問題があります。
 Skypeに電話番号を割り当てて、電話番号での着信を可能にする「Skype番号」の場合、電話を取るとすぐに切れてしまいます。

 ビデオを使うには、Google Play対応のChromebookなら、通常のAndroid版Skypeが利用できます。
 Chromebookでは、新デザインではなくタブレット用になるためか従来の使い慣れたインターフェイスになります。

 こちらであればSkype番号への着信や、固定電話や携帯電話への発信も可能です。
 ただ、メモリの関係かアプリが重いのか不明ですが、まれに数十秒程度でフリーズしてしまうことがあります。こうなると、通話が切れなかったり、アプリを落とすのに時間がかかったりします。
 これを回避するには、発信する前に一度アプリを強制終了して立ち上げなおしておくと安定します。

 Chromebookでの利用は、スマートフォンよりも、遅延がわずかに大きく感じます。
 遅延は、Wi-Fiを使わずにUSBテザリングや有線LANをUSBアダプタで接続すると少し抑えられますが、まだ少し気になります。

 何か方法がないかと、調べていたらSkype Liteというアプリがありました。
 これは、まだネットワーク環境が整っていないインド向けのバージョンです。
 低スペックの端末でもスムーズに動くように作られています。
 低速や不安定な通信環境でも安定するように設計されています。
 そのため、バッテリーの消費が少ないというメリットもあります。

 Skype Liteを、私の使っているAcer Chromebook Spin 11で試してみたところ、とても安定して利用できました。
 まだ数日ですが、特に不具合もありません。

「データ節約モード」があり、音声通話やビデオの帯域を抑えてくれます。
 画像を圧縮してサイズを小さくする設定もあります。

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 常時、データ使用量を減らす設定にしたところ、音声通話もビデオも安定しています。
 音声通話なら、128kbpsなど低速モードでも普通に会話できました。
 遅延はありますが、会話に支障のない程度の小さいものでした。

 帯域を抑えているので、ビデオの画質は当然落ちますが、一対一であれば表情などはわかるのでスムーズにコミュニケーションがとれます。
 モバイルルーターと組み合わせて、外で使うことが多いのでSkype Liteは非常にありがたいです。

 自宅や光など高速の回線が使える場合は、通常のAndroid版を使うとよりきれいなビデオ通話ができます。
 ただ、Chromebookのインカメラはそこまで画質が良くないので、Skype Liteでデータ使用量を減らさない設定で充分だと思います。


Skype Lite - Free Video Call & Chat(Unreleased)

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 Skype Liteには、SMSの考察という機能があり、規定のSMSアプリにすることができるようになっています。
 インドでは、銀行のインフラが遅れていたことからSMS決済・送金サービスを端末メーカーのノキアが主導で展開しています。
QRコード決済を使ってみたくて、LINEのアカウントをChromebookで作成
 こちらの記事で少し触れた、「M-PESA(エムペサ)」と同じものですね。
 こうした背景から、SMSアプリの機能があります。
 Chromebookでは使えませんが、スマートフォンであればSMSの送受信ともに可能です。

 チャット表示の一番上に「SMSの考察」が表示されています。設定で規定のSMSアプリにしない・SMSインサイトを無効にしても表示は消えないので少し邪魔です。

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 通常のSkypeと異なるのは、登録されていない番号へダイヤルパッドで発信する場合です。
 相手先の国を選択する機能がないため、+81などの国番号もダイヤルする必要があります。
 0のキーを長押しすると「+」が入力されるので、日本国内なら「+81」に続けて電話番号をダイヤルします。
 国番号をつける場合、通常は市外局番の最初の0を省略しますが、Skypeはつけたままでも発信できます。

 部分的に使いにくい点などはありますが、音声とビデオ通話ではSkype Liteの方がChromebook向きだと思います。

 Skypeで音声通話やビデオ会議をよく使うのであれば、安定しているSkype Liteを試してみてはいかがでしょうか。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 07:00| Chromebook・ポメラ・電子ノート