2018年01月04日

TTS(テキスト読み上げ)アプリを変更

Screenshot 2018-01-04 at 21.56.34.png

 仕事でもプライベートなブログの文章でも、誤字や脱字があっては台無しです。
 ちょっとした間違いで、文章全体の信頼性が失われてしまいます。

 そのため、校正や校閲はとても重要です。
 校正は、文章の間違いを直すもので、校閲は文章の正しさ・内容の正確性をチェックするものです。

 校閲は、原文や元の情報を再確認します。こちらは、書く前の資料を集める段階でやっておきます。

 さて、校正の方法ですが。読み直して文章の間違いを正すのが一般的だと思います。
 プロが行うやり方としては、文章を後ろから一文字ずつ読んでいくという方法もありますが、かなり時間がかかるのと熟練が必要です。

 人間の目は意外にいい加減で、ひらがなが続いていたりすると間違いに気がつきません。文章を書き直したときに、消し忘れの文字がある。逆に消しすぎて文字が抜けているということもあります。
 文章を読むときは、脳が勝手に先を予測して補完してしまうため誤字や脱字に気がつかないものです。

 こうしたミスを防ぐには、TTS(text to speech:音声読み上げ)ソフトを使うと、時間を掛けずにしっかりとした校正が可能です。
 TTSで読み上げると、脱字や消し忘れの文字はすぐにわかります。

 目を閉じて読み上げている音声を聞いていると、文章の流れが悪い部分や説明が足りないところも不思議と判ります。


 TTSソフトは「テキストプレーヤー (読み上げアプリ)」を使用していました。
 テキストファイルやエディタに入力した文章、Webページを読み上げてくれます。
 Googleの音声合成エンジンだけではなく、「N2 TTS」・「AquesTalk TTS」・「SVOX Japanese/日本 Misaki Voice」などを選べます。

 非常にいいソフトではありますが、2013年からバージョンアップされていません。また、エディタに入力した文字の読み上げでは、読んでいる箇所の色を変える機能が働きません。ちょっとしたことですが、長い文章だとけっこうなストレスになります。


 他のアプリを探して試したところ、いいアプリがありました。
T2S:テキスト読み上げ

 テキストプレーヤーでできることはPDFの読み上げを除いて可能です。
 Webページの読み上げも、本文部分の抽出がよく、不要な文字が少ないのでストレスがありません。また、音声ファイルへの書き出しが可能です。

 T2Sの利点は、入力した文章を読み上げるエディタの状態でも、読み上げている箇所の文字色が変わります。
 カーソルの位置から読み上げるので、変更した箇所の先頭にカーソルを持っていって再生ボタンをタップするだけで、いま修正した箇所を確認できます。

 音声ファイルへの書き出しは、WAV形式です。ICレコーダーやモバイル端末に標準で入っている再生ソフトで聞けます。
 書き出したファイルを、音楽プレーヤーで聞くことも可能です。


 内部的には、実際に読み上げた音声を記録しているようで、読み上げるのと同じ時間がかかります。

 長文のブログなどは、音声ファイルにしておいて通勤中に聞くこともできます。

 校正に使う場合は、T2Sの方が作業しやすいのでこちらに変えてしまいました。

 ただ、音声読み上げも万能ではありません。
 日本語に多い、同音異義語や漢字の使い分けはチェックできません。
 例えば、「校歌を聴かせる。」が「効果を利かせる。」になっていても音ではわかりません。

 この点は、目で見て確認するか、誤字・脱字・変換ミス・誤用などを検出してくれるウェブサービス「Enno」のようなツールを利用します。

 TTSだと、文章の流れも確認できる利点があります。


 別の利用方法としては、ブログやニュースの記事を聞いて読むという使い方もできます。
 聞いて読む方法だと、洗い物をしながらとか、電車で身動きがとれないときも、情報収集ができるので時間の有効活用になります。

 無料で使えるので、試してみてはいかがでしょうか。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 22:00| ICレコーダー・音声