2017年10月08日

Chromebook Spin 11 R751TN-N14N



 メインマシンのChromebookを新しくしました。
 Chromebook Spin 11 R751TN-N14Nです。

・外観
 前の機種 Chromebook R11 CB5-132T-A14Nと基本的には同じコンバーチブル型です。

 Spin 11の特徴としては、5Mピクセルのリアカメラが搭載されたことと、アクティブスタイラス(ペン)に対応したことです。加えてミルスペック対応です。

 R11は天板にアルミを使用していたため、触れるとひんやり冷たい。Spin 11では、冷たく感じることもないので樹脂のようです。金属だと、衝撃や圧力で曲がったり凹んだままになりますが、樹脂であれば割れなければ元の形状に戻ります。こうした理由かどうかは不明ですが、R11同様に剛性感はあります。

 筐体は一見すると真っ黒のようですが、本体側面の部分が濃いグレーになっています。他の部分は黒です。
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 天板は、縦方向に細かい溝が入っています。
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 本体や底面部は梨地でザラザラした仕上げです。
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 この表面仕上げのため滑って落とす心配はありません。しかし、ネオプレーン製のインナーケースだと引っかかるような抵抗を感じてスムーズに出し入れできません。ぴったりサイズのネオプレーン製インナーケースは避けたほうがいいでしょう。


・カメラ
 リアカメラがあることで、利用できるAndroidアプリがぐんと増えました。
 これまでのChromebookは、ビデオ通話用のフロントカメラのみです。

 リアカメラを必須とするAndroidアプリが使えなかったり、使えても向きが異なったりや反転して表示されるなど実用できる状態ではありませんでした。
 ポメラのQRコード読み取りに使っているアプリ「QuickMark QRコードスキャナー」もR11ではGoogle Playに表示されませんでしたが、Spin 11では問題なく利用できます。

 フロントカメラ・リアカメラ共に少し暗く・コントラストが強い傾向にあります。
 同じ環境で比較すると、R11のフロントカメラの方が明るく映ります。
 室内など、光量が不足しがちな環境では厳しいと思います。

 フロントカメラ・リアカメラ共に少し周辺光量落ちがあります。
 QRコードを読み取ったり、状況説明用に写っていればいい用途であれば問題ありません。
 画質にこだわるのであれば、Webカメラやスマートフォン・デジタルカメラを使ったほうがいいでしょう。

 Chromebookは、USB接続のWebカメラが使えます。ただ、Chromeアプリや機能拡張からのみで、Androidアプリからは利用できません。
 これは、他の機種でも同様です。

 機能拡張やChromeアプリでカメラにアクセスしている状態だと、Androidアプリからアクセスできません。
 逆も同様です。カメラが映らない、エラーが表示される場合は、他のアプリがカメラにアクセスしていないか確認してください。

 Chromeはフロントカメラ、Androidアプリはリアカメラやこの逆など、カメラデバイスが異なれば使用できます。

 リアカメラで撮影する場合は、ヒンジの部分が上になるように持つと撮影がしやすくなります。
 ヒンジが下側だと、フレーミングに違和感があって合わせにくいと思います。


・Androidバージョン
 Androidのバージョンも上がりました。
 R11では、6.0.1でしたが、Spin 11では7.1.1になっています。

 アカウントを設定して同期するとAndroidアプリもインストールされます。
 同期でインストールされたアプリのいくつかが最初不安定でした。一度、削除してGoogle Playからインストールし直すと安定しました。


・動作
 Spin 11の動作はキビキビしていて、R11で不満がなかったのですが、比較してみるとSpin 11の方が使っていて気持ちがいい。
 CPUとしては、R11がIntel Celeron N3060で、Spin 11がN3350に上がっています。
 CPU性能だけではなく、システムの最適化が進んでいるのでしょうか。

 Googleのベンチマーク Octane 2.0 での数値は次の通りです。
 Octane 2.0は、専用のアプリが不要でブラウザ上で計測ができるベンチマークです。
 JavaScriptのパフォーマンス測定をして、各種数値を表示してくれます。

Octane 2.0R11.png
Acer Chromebook R11 スコア 8069

Octane 2.0 S11.png
Acer Chromebook Spin 11 スコア 10374


・ペン対応
 Spin 11のもう一つの特徴であるのが、Wacomのペン対応です。
 ペン付きモデルだと、画面下部にタッチペンツールのアイコンが表示されます。
Screenshot 2017-10-07 at 18.26.25.png
 画面キャプチャやメモ、レーザーポインター代わりにする機能と虫眼鏡モードがあります。
 画面キャプチャは、ペンで範囲指定ができます。
 虫眼鏡モードはペンで触れた部分が拡大表示されます。

 タッチペンの設定では、タッチペンツールの表示やメモアプリ指定ができます。
 メモアプリを探す機能ではGoogle Playが開いて、ペン対応のAndroidアプリが表示されます。
 クロームアプリや機能拡張では、ペン対応のものは見つかりませんでした。今後の対応に期待したいところです。

 ペンは、ズレがあります。この、視差ズレを補正する機能は残念ながらありません。
 このズレですが、アプリによってどのぐらいズレるかが異なります。
 Evernoteだと、ほとんどズレません。お絵かき用のアプリを幾つか試しましたが、アプリによって差があります。
「Squid - Take Notes & Markup PDFs」では、ノートの拡大率を上げるとズレなくなります。

 私は絵心がないので、書くとしても思考整理や遷移などのリンクマップやフローチャートが中心です。ズレがあっても慣れれば問題ないレベルだと感じました。写真のレタッチなども、拡大して使うようにすれば問題ありません。


・電源関連
 電源はUSB Type-Cコネクタに接続します。Type-Cコネクタは左右にあるため、状況によって差し替えられます。

 左側面に電源ボタンがあります。
 タブレットモードで、ちょっとした移動をするときは電源ボタンを軽く押します。しっかり押すと電源OFF(終了)になるので、軽くチョンと押してください。
 ディスプレイがOFFになり、ディスプレイに触れても反応しない状態になります。
 もう一度、電源ボタンを押すとディスプレイがONになります。

 タッチディスプレイをOFFにしているだけのようで、システムは動いています。この状態でSkypeの着信も受けられました。
 タッチパット・キーボードが有効な、ノートPCモードではディスプレイOFFの状態でタッチパッドやキーボードを操作するとディスプレイがONになります。

 タブレットモードでちょっとした移動をするときに使える機能です。


・まとめ
 Chromebookとしては、少し高めですが満足度はかなり高いです。
 動作が気持ち良いし、ペンも思った以上に使えます。

 カメラの画質がもう少し良くなってくれると嬉しいのですが。
 Acerはスマートフォンのカメラもあまり良くないので期待できないかもしれません。

 R11からでも買い替えて正解だと感じています。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 12:53| Comment(0) | ライフ
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