2017年01月16日

ポメラでデータ消失・故障を防ぐ方法

 Twitterのタイムラインを見ていると、ポメラでデータを消失してしまったというのを結構な頻度で見かけます。
 しかし、私は9年間使っていて、操作ミスで消してしまった1回だけです。

 大切な文章を失うリスクを回避するために気をつけていることをまとめました。
 少しでもお役に立つ内容でしたら幸いです。


手が止まったら保存する習慣
 電車の移動中に使っていると、気がついたら降りる駅になっていたということもあります。私自身、何度も乗り越してしまった経験があります。急いでいるときは、つい保存をせずに閉じてしまうだけにしてしまいます。しかし、きちんと保存した方が安全なのはいうまでもありません。ポメラは安定しているとはいえ、未保存の状態では何があるか分かりません。書いた文章を確実に残すためにも、こまめに保存する癖を付けましょう。
 Ctrl+Sのショートカットキーで上書き保存してくれます。
 閉じる前に保存する習慣を付けると、せっかく書いた文章を失うリスクを減らせます。
 ポメラは、動作用のメモリ内に文章全体を読み込んでいます。本体やSDカードへのアクセスは、ファイルを開いたり保存するときなどに限られます。この状態で画面だけ閉じて、SDカードを取り外してしまうと、書きかけの内容は保存されていません。このとき、パソコン側でファイルを編集して戻すと、ポメラには前回書きかけで未保存の状態が残っています。これを上書きしてしまうと、パソコンで編集した内容を消してしまうことになります。

保存先は、メモリカードにする
 ポメラは、記憶媒体としてメモリカード(SDカード・microSDカード)が使えます。
 保存先を、メモリカードにしておくと本体が故障したときでも、パソコンなどでメモリカードのデータを読み込めます。

 ポメラは、「ファイル保存設定」でテキストデータの保存先を選択できます。SDカード・microSDカードにしましょう。この設定を行っても、メモリカードが入っていない場合は自動的に本体に保存されます。
 優先的に保存する先と考えてください。

 メモリカードに保存しておくと、故障時もパソコンに挿すだけでデータを利用できます。

メモリカードは定期的に新しくする
 SDカードやmicroSDカードなどのフラッシュメモリには寿命があります。
 書き込み回数とデータ保持の期間に上限があります。
 頻繁に読み書きしているほど、寿命は短くなります。

 基本的には、数万回の書き換えに耐えられる設計になっています。しかし、ハードディスクや光ディスクと比較すると、データの欠損率は高くなっています。
 使用せずに保管していても、データが消えることがあります。
 この場合は、部分的にデータ欠損が起こります。
 欠損によりファイルが壊れているので開けないということが起こります。または、途中までしか残っていない場合などは、欠損がおきている可能性があります。
 メーカーの公称値では、データ保持期間は数10年となっていますが、保管する場所や環境によって4〜5年で消えてしまうこともあります。
 長期保存には向きません。

 私は、安全性を考慮して、問題なく使えていても2年で新しいものにするようにしています。
 もったいないからと、古いメモリカードを使い続けることはリスクを高くする行為です。

液晶画面とキーボードの間に書類などをはさまない
 パソコンでは、たまに見かけます。
 ポメラでやる人は少ないかもしれませんが、間に何か挟むと液晶画面を傷つけたり、ヒビが入るなどのトラブルの原因になります。


鞄にはそのまま入れず、体側に入れる
 ケースなどに入れておいたほうが、傷や衝撃を防いでくれます。
 パソコン対応のバックなどの場合、クッションが付いたパソコン収納スペースはほとんどの場合、体側に付いています。外側になっているものは、少数です。

 これは、圧力対策です。
 クッションは衝撃などを和らげますが、圧力は防げません。
 体側にあることで、人の体は柔らかいため、圧力を分散させやすくなります。

 外側の場合、他の人の堅い鞄などが押しつけられると、部分的に力がかかります。同じ力でも、一部分にかかると液晶が割れる原因となります。

 鞄やインナーケースで、硬い芯が入っている場合は芯がある側に液晶画面が来るように入れるとより安全です。


カバンにものを詰め込みすぎない
 ものを詰めすぎると、普段から圧力がかかっている状態になります。
 この状態で持ち歩くと、振動で液晶が割れる可能性があります。
 一度で割れるような強い力ではなくても、弱い力が繰り返し力が加わると割れることがあります。

 カバンをパンパンにするのはもってのほかです。

 ACアダプタなどの厚みのあるものは、一部分に圧力がかかる原因になるので入れ方を工夫してください。

 また、ペットボトルや水筒・化粧品など水気のあるものは、一緒にしないようにしましょう。


ポメラ本体の故障時にデータを取り出す方法
 本体にデータを保存していて液晶の破損や本体が故障した場合は、USBケーブルでパソコンとつなぐことでデータを取り出せる場合があります。
 ただし、保存したもののみになります。このため、前述の通り保存する習慣が重要になります。

 DM5・DM10・DM20・DM11G・DM20・DM20Y・DM100の場合は、USBケーブルでつなぐと自動的にPCリンク状態になります。
 DM200は、ショートカットキーでPCリンク状態にします。

 Alt+P でPCリンクになります。

 あとは、パソコンにデータをコピーしてください。


まとめ
 扱い方しだいで、故障などのトラブルは最小限にできます。
 また、毎日本体をきれいに拭くなのどの手入れをすると、トラブルを未然に防げます。本体にこすれた跡が付いていたり、小さい傷を見つけやすくなります。これは、その部分に当たるものがあったり、圧力がかかっているということです。カバンの中身を点検して、モノの配置を変えて負担がかからないようにしましょう。


・手が止まったら、Ctrl+Sで保存する。
・保存先の設定は、メモリカードにする。
・メモリカードは定期的に新しくする。
・カバンに入れるときは、保護ケースを利用する。
・液晶とキーボードの間に書類などをはさまない。
・カバンにものを詰めすぎない。
・カバンの一番体に近いところに入れる。
・液晶画面は、体側か芯のある側にして入れる。
・カバンにものを詰めすぎない。
・ACアダプタなど、幅のあるものとは離して入れる。
・毎日手入れをして、傷などを確認する


 全部をやるのは難しかもしれませんが、大切なデータを守るため、ポメラを長く使うためにも、取り入れてみてはいかがでしょうか。


 では、また次のテキストでお会いしましょう。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 07:50| Comment(0) | ポメラ・電子ノート
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: