2017年01月03日

目標を達成しやすくする、「条件と行動の直結」。

 やろうと思っていても、なかなか実行できないことはよくあります。
 やる気が起きなかったり、忘れてしまったり。
 それは、意思の力に頼っているからかもしれません。


 意思の力は有限であることが、科学的に検証されています。
 判断力も、判断する要素が多くなればなるほど判断疲れの状態になってしまい、理想的な判断ができなくなってしまいます。

 訓練である程度増やせるようですが、やはり限度はあります。

 したがって、意思の力に頼る方法は非常に不安定なものになります。

 いつでもできることは、いつまでもやらないでしまうことがよくあります。
 家の近所の新しいお店に行こうと考えていても、すぐ行けるしいつでも行けるとなるとなかなか行動に移しません。

 おなじように、モバイル機器を持ち歩いて、いつでも仕事ができるとなるとどうでしょうか。
 なかなか、仕事に取りかからなくなってしまう人もいます。


「ああなりたい」・「こうなりたい」という思いから、目標を設定します。
 しかし、目標を設定してもなかなか達成できません。
 より、達成しやすくするには、そのために必要なことを自動的にできるように分解して計画を立てることです。


 やることを、考えなくてもできるところまで分解します。

 たとえば、ダイエットするとしましょう。
 やせたいというだけでは願望です。
 マイナス○kgやせるというのは目標です。
 そのための行動まで分解をします。たとえば、食事のカロリーを制限するとか、運動を取り入れるなど、考えなくても自動的にできる行動を決めます。

 確実に、行動するためにはトリガーとなる条件を設定することです。
 これを、「○○をしたら、●●をする」というように、トリガーとなる条件とセットにします。

 離れて暮らす家族から、「たまには連絡を」と言われているとします。
 この場合は、日曜の夕食後に電話するなど、きっかけとセットにします。

 なかなか家計簿への記入が続かないのであれば、洗濯機のスイッチを入れたら終わるまで家計簿をつけるというようにします。洗濯機の脇に家計簿を置く場所を作るのもいいでしょう。


 長期間の目標でも、考えなくてできるところまで行動を分解してあれば、トリガーと一緒にスケジュールの中に組み込んでしまいます。
 ToDoリストではなく、カレンダーに書き込むなり、スケジュールとして組み込んでしまいます。

 ToDoリストがうまくいかない理由は二つあります。
 やることやいつまでにやるというのは確認できますが、その行動をいつするのかが決まっていません。また、行動まで分解しにくいということです。
 ToDoリストに、なかなか消せない項目が残ってしまうのは分解が不十分だからです。

 何かの書類を作成するなら、
 ・既存資料の準備
 ・ネットでキーワード検索
 ・資料の目的の明確化
 ・資料に入れるもの入れないものの整理。
 ・アウトラインの作成
 ・実際に資料を作成する。
 ・校正などチェック
 ・上司への確認作業

 という、行動が必要になります。
 しかし、「○○資料作成 期日:01/10」とだけあると、進んでいるのかどうかも分かりにくくなります。時間も読めなくなります。

 いきなり書き始めて、途中で資料を探したり、何かがなくて進められなくなったりと、よけいに時間がかかります。書きながら迷うようでは、わかりやすい資料になりません。手直しが増える原因にもなります。
 これでは、意思の力や判断力を無駄に消費してしまいます。


 ゴールや目標になかなかたどり着けないという人は、トリガーとなる条件と行動を組み合わせてみてください。


 手順の分解については、『デジタルデトックス!パソコン・スマートフォン・タブレットをできるだけ℃gわない技術』にて解説しています。

 また、文章を体系立ててスムーズに書けるようにする方法は、『わかりやすい文章を書くためのプロセス』をお読みいただければと思います。


 では、また次のテキストでお会いしましょう。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 08:17| Comment(0) | 効率化・仕組み
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