2016年10月26日

ポメラのアウトライン機能 #DM200

 ポメラ DM200でアウトライン機能が付きました。

 アウトライン機能は、単体のソフトであれば、アウトラインプロセッサ、アウトラインエディタ、アウトライナー、アイデアプロセッサなどと呼ばれています。

 ポメラに付いているアウトライン機能は、左側に見出し、右側に編集ウインドウが表示される2ペイン方式です。

 文章の先頭に、「.」(半角ピリオド)をつけることで見出しとして認識されます。
 この見出しも「.」の数で最大10階層まで階層化することができます。

 アウトラインプロセッサの基本的な三つの機能は、アウトライン表示の機能、アウトラインを折りたたむ機能、アウトラインを組み替える機能です。

 アウトラインを表示するには、Ctrl + F1 のショートカットで切り替わります。通常の表示に戻すのも、同じキー操作でできます。

 編集ウインドウと見出しのウインドウを行き来するのは、Ctrl + Tab か Alt + Tab で切り替わります。

 見出しウインドウに、フォーカスがあるときは、アウトラインを折りたたむ機能とアウトラインを組み替える機能が使えます。

 ポメラのアウトライン機能で残念なのは、下の階層を折りたたんでも編集ウインドウには下の階層が表示されたままになることです。


 アウトラインを組み替える機能は、見出しウインドウにフォーカスがあるときに、Ctrl + ▲(カーソルの上)、Ctrl + ▼(カーソルの上)で移動することができます。

 アウトライン階層をまとめて上げ下げするには、見出しウインドウでCtrl + 右向き三角1(カーソルの右)、Ctrl + 左向き三角1(カーソルの左)で階層を変更できます。

 このアウトライン機能は非常に便利です。
 内容の前後を入れ替えたり、ある部分を他の章の中に組み入れるという編集は長文になればなるほど面倒になります。これまでのポメラでは、コピーやカットをして、貼り付けるしか方法がありませんでした。移動したり入れ替える位置が判らなくなったり、元のを消さずに重複してしまったりといったミスをしないように神経を使う操作でした。
 また、コピーペーストする文字数の制限で、何回かに分けて操作をしなければいけないこともありました。

 アウトライン機能であれば、簡単に見出し単位で移動ができます。

 見出しの切り取り・コピー、貼り付けも可能です。
 見出しウインドウで、Ctrl + C(コピー)、Ctrl + X(切り取り)、Ctrl + V(貼り付け)で操作ができます。


思考の補助をしてくれる機能
 アウトラインは、思考の補助や思考を深めてくれるツールです。
 目次や見出しとは別のもといっても良いものです。

 よくある誤解として、アウトラインを先に作ってそれに沿って書いていくというものです。最初にアウトラインを作って、それに沿って進めるトップダウン型・プロダクト型ともいえる方法です。これだと、書くときにイメージが膨らみにくい。縛られてしまうと感じてしまう。このプロダクト型がアウトラインのイメージとなっていますが、これはアウトラインの一側面でしかありません。

 たとえば、思いつくことをどんどんポメラに入れていきます。
 この中で関係がありそうなものを、同じ見出しの中にまとめていきます。第一階層の見出しだったものが、ほかの階層の中に入ることもあれば、見出しではなくなり単なる本文になることもあります。
 こうした行き来をすることで、考えを深めたり構成を磨き上げていきます。これは、ボトムアップ型・プロセス型といえるでしょう。

どちらが良いというわけではなく、行き来しながら思考や内容を深めていけば良いのです。書いている途中で、これは見出しをつけて別にまとめた方が良いなと感じた、ほかの見出しの中に入れて方が良いと感じたなど、同時に進めていけば良いのです。


アウトラインにするメリットは、見出しだけとはいえ全体の位置関係を俯瞰できるという点にあります。

自分が気づいたり、理解したことをそのまま伝えても、相手が理解するとは限りません。
 まずは、自分が伝えたいことを書いてしまいます。読み手は、自分と同じ前提や知識を持っているわけではありません。
 そこで、書いたものを「どうしたらより理解しやすくなるか」という視点で話す順番や内容に飛躍がないかなどをチェックします。
 この作業は、アウトライン機能があることで飛躍的にやりやすくなります。


 書いている途中にアイデアが出てくるのは、脳が活発に活動している証拠です。
 書いている内容と関係ないものが出てきてもいいように、一番下に「その他・未使用」といった見出しを作っておけばアイデアを逃すことがありません。


 ポメラにアウトライン機能が付いたことで、発想・思考のツールとしても使いやすくなりました。

 ただ、一つだけ欠点があるとすれば、文の先頭にある「.」(半角ピリオド)も文字数としてカウントしてしまいます。これを除いた文字数がわかるとありがたいのですが。

 では、今日はこの辺で……

  ポメラDM200のアップロードで投稿
posted by Outliner 伊藤 崇 at 16:16| Comment(0) | ポメラ・電子ノート
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