2016年01月12日

文字起こしをするなら「oTranscribe」が快適

・会議やミーティングの録音から議事録を作成したり、インタビューやセミナーの内容をまとめる。
・ICレコーダーで口述筆記やメモに使っている。

 これらの音を聞きながら内容を書き起こす、文字起こし(テープ起こし・トランスクライブ)と言われる作業は、時間も手間もかかります。
 最近のICレコーダーには、こうした作業をやりやすくするモードや機能が標準で付くようになりました。

 しかし、メディアプレーヤーとテキストエディタやWordを行き来したり、ICレコーダーとパソコンやポメラなど、2つのソフトや機器をそれぞれ操作するのは効率が良くありません。それぞれを行ったり来たりする回数分、無駄な時間が発生してしまいます。


 文字起こし用のツールを使うと、無駄をなくして効率よく作業をすすめることができます。
 様々なツールが有りますが、Chromeのアプリで手軽に使えるのが、「oTranscribe」です。

oTranscribe0.png

「oTranscribe」(ウェブストア)
 Webサイト

 HTML5のWebアプリで、オフラインでも使用することができます。
 日本語に対応しているので、分かりにくさもありません。

 まずは、サイトか機能拡張を開きます。
 もし、英語表示になっていたら、左上に言語切り換えボタンがあるので、こちらで日本語にします。

「文字起こしを始める」のボタンを押すと、「音声(動画)ファイルを開く」というボタンと、文字入力エリアが現れます。
 YouTubeの動画を直接指定することもできます。

oTranscribe2.png
 音声か動画のフィアルを開いたら、再生ボタンをクリックします。
 あとは、音を聞きながら内容を入力していきます。

oTranscribe.png

 ショートカットキーで、一時停止や進む・戻るが可能なので、キーボードから手を離す必要がありません。 

 再生の一時停止と再開 escキー
 戻る [F1]
 進む [F2]

 escキーで再生の一時停止をすると、再開したときに自動的に3秒戻ったところから再生されます。
 進む・戻るも、押すたびに3秒進みます。押しっぱなしにすることで、早送り巻き戻しができます。

 書き起こしをするときは、数秒聞いて、文字入力して、というのを繰り返します。
 再開時に戻る機能や、3秒毎にスキップ・逆スキップができるのは非常に便利です。

 中央にある、タイムラインのバーをクリックすることで音声ファイルの任意の場所を指定することも可能です。(動画の場合は、動画下のタイムライン)
 これは、録音したときに重要な話をした時間をメモしておいて、その部分を確認するという使い方です。

 太字や斜体のショートカットもありますが、これは余り使うことはないと思います。
 起こす際は、文字にすることが最優先になるので、装飾は不要です。

 再生場所を記録するタイムスタンプ機能もあります。
 Control + J で、再生している場所の時間が青文字で入ります。この文字をクリックするとその場所から再生されます。

 一度作業を中断するときなどに、記録しておくと続きの作業を始めやすくなります。

 再生速度の調整も可能で、聞き取りにくい場合などは遅くしたり、再生速度を上げて作業効率を上げることもできます。
 速度調整をしても、音質が変化しないので、非常に聞き取りやすい。


 自動的に履歴も保存されているので、間違ってせっかく打った文字を消してしまった場合でも元に戻せます。

oTranscribe_V.png

 起こした文章の保存は、右側にあるメニューの「エクスポート」から行います。
 保存形式は、マークダウンの「.md」、テキスト「.txt」、oTranscribeの独自形式の三つです。

 独自形式は、作業を中断したり、別のマシンで続きの作業をするときに使用します。

 また、Google Driveに保存することもできます。

 保存が必要なければ、そのままテキストをコピーして貼り付ける方法でも構いません。


 以前は、ICレコーダーとパソコンやポメラを使ってやっていましたが、今では「oTranscribe」しか使っていません。
 必要な機能だけでシンプルですし、使い方に戸惑うこともほとんどありません。

 音声ファイルも、入力したテキストもパソコン上にあり、ネット上にアップされることはないので通信速度やネット環境・セキュリティを気にする必要はありません。

 手軽に使えるので、試してみてはいかがでしょうか。

 ではまた次のテキストでお会いしましょう。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 13:08| Comment(0) | ICレコーダー・音声
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