2015年10月15日

ソニーデジタルペーパーDPT-S1



 発売からずいぶん経っていますが、ソニーデジタルペーパーDPT-S1を手に入れました。

 一ヶ月ほど使ってみて、かなり快適です。
 もっと早く手に入れておけば良かったと思いますが、10万円越えの価格はなかなか手が出ません。

 電子ペーパーの端末で現状一番大きいサイズだと思います。まだこのサイズの電子ペーパーが高いので、なかなか価格を下げるんは難しいのでしょう。

 現在のバージョンは、1.5で定期的にバージョンが上がっています。

 電子ペーパー自体は、Kindleに近い感じで、Sony Readerほど白くはありません。最初は気になりましたが、一日も使っていれば慣れます。

 同じ用途で、シャープの電子ノートも利用しています。
 購入前は、電子ペーパーの応答速度の遅さが気になるのではないかと思っていましたが。全くの杞憂に終わりました。

 フォーマットや、コンテンツなどを入れるのも、PDFという汎用のフォーマットなので簡単です。オリジナルのフォームもWordやExcelで作ることができます。
 シャープの電子ノートは、ビットマップ画像で取り込む必要があるので、この点ではちょっと敷居が高くなります。

 個人的にいいと思っているのは、2.5倍までの拡大が可能という点と、拡大したまま書けるという点です。
 一ヶ月一枚タイプのカレンダーを作成して入れていますが、一日の枠にたくさん書き込みたいときも拡大すると楽に書けます。小さい文字を無理して書く必要はありません。

 A3の建築図面なども、PDFにして入れておくと拡大して確認ができます。
 この図面を入れるときに分かったのが、PDFの作り方で表示にかかる時間がかなり変わります。図面やIllustratorなどベクトルデータをPDFにそのまま書き出すと表示にすごく時間がかかります。ラスターデータにしてPDFにすると表示が速くなります。
 また、ファイルサイズが小さい方がいいというわけでもありません。PDFを作成する方法にもよりますが、中の画像をJPEGに圧縮してファイルサイズを小さくすると表示に時間がかかります。圧縮するかどうかのオプションを選べるようなら、しない方がDPT-S1での表示がスムーズになります。
 Web用に最適化も不要です。

 テキストにハイライトを付ける機能があります。当然ながら、手書きした文字にはできません。
 そこで、手書きしたものにも疑似的にハイライトが付けられないか、工夫してみました。

 単純といえば単純な方法ですが。

「背景色と同じ色の文字で埋めておく」

 こうすると、見えなくても文字はあるので、ハイライトが使えます。あくまで文字につくので、自由度は低いのですが、罫線のあるノートなどでは有効です。

 書いたものの再利用も容易です。
 PDFという汎用的なフォーマットなので、取り込むのも簡単ですし、書き込んだものを、パソコンやスマートフォンに戻して再度注釈を加えることもできます。

 私は、ブログやニュースの記事で読みたいと思ったものがあると Evernote Clearly という機能拡張を使って保存しています。
 Clearlyは、表示しているページの本文部分だけを取り出して、見やすく表示してくれます。これを、Evernoteに送るだけではなく、印刷のアイコンからPDFに変換しています。Chromeブラウザなら、印刷でPDFを作成することができます。これを、DTP-S1に取り込んでいます。

 読みながら、ハイライトや書き込みをしてパソコンに戻すのも簡単なので、最近はほとんどこの方法で読んでいます。

 DTP-S1は、ブラウザも載っています。
 おまけ程度と書いてある記事もありますが、充分だと思います。確かに表示の速度などは遅いのですが、EvernoteのWebを表示して操作が可能です。
 Webブラウザでは、画面を回転して横表示にすることができません。文字入力のときに、横にしてキーボードを広くしたいと思うのですが。

 バージョン1.5でサムネイル表示に2ページが追加されました。この表示にして、画面を回転して横表示にすると見開き表示と同じになります。
 文字ものや、雑誌などのPDFを読むにはとても快適です。

 サムネイルは、3×3の9ページ表示までできます。メモやノートなどを探すにはこの表示にするとすぐに目的のものが見つけられます。

 手書きした注釈を、コピー・ペースト、切り取り、移動ができます。これが地味に便利です。
 カレンダーや一日のスケジュールなど、同じ予定が入るものは一度書き込んだものを、コピーペーストします。
 枠で囲んだりして、スタンプのように使うこともできます。表示しているPDFだけではなく、他のPDFに持っていくこともできるので、転記の手間がかかりません。


 ブログやニュースの記事を読みながら、観想や考えたことなどを書き込んで、ノートに写すという使い方をしています。


 だめなところというか改良して欲しいのは、次の点です。
 まず、消しゴム機能です。
 ハイライトも手書きの文字も両方消えてしまいます。
 シャープの電子ノートのように、ハイライトだけ消す、手書きの文字だけ消すと選べるようにして欲しい。

 メモリ内のすべてのPDFを読み込むので、読んで欲しくないフォルダを指定可能にして欲しい。

 私は、かなりテキスト入力をするので、ユーザー辞書を登録できるようになれば助かります。Sony Readerにはこの機能があるので、それほど難しくはないと思います。

 PDFのフォームにテキスト入力できるのも便利なのですが、計算機能は使えない。計算機能が使えると、営業のシミュレーションなどの用途にも使えると思うのですが。


 シャープの電子ノートは、メモを取るのには適しています。考えを整理したり、図解をする場合、数人で見ながらディスカッションするときなど、画面のサイズ・広さが活きてきます。

 サイズが大きいので持ち運びは、気軽にとは行きませんが、軽いので毎日持ち歩いて活用しています。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 13:12| Comment(0) | ライフ
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