2015年06月30日

努力しない・頑張らないから上手く行く


 努力が美徳のようなイメージがありますが、努力しなければいけないというのは間違いだと思っています。

 他人から見て、努力している・頑張っていると見える状態であっても、本人が努力していると感じているかは全く異なります。

 これまでいろんな仕事や、いろんな案件をやってきましたが、自分自身が努力しているとか、頑張らなきゃと思ったときはうまく行きません。

 そういう状態は、精神的に追いつめられています。つまり、心に余裕のない状態です。余裕がなければ、当然視野も狭くなります。視野が狭くなれば、ヌケが起こってミスやトラブルに繋がります。


 人は、楽しいと思えば、その行動を繰り返したくなります。楽しいと、もっと面白くしようとして工夫をします。繰り返すことで、上達もします。繰り返しているうちに習慣となって、特別な意志の力を必要としなくなります。

 努力しなきゃ、頑張らなきゃと思うのは、意志の力を必要としている証拠です。

 意志の力は、安定していません。

 体調や、自分を納得させられる言い訳があるだけで簡単に崩れます。

 楽しいと思えば、制限を掛けられたとしてもやろうとします。ゲームが好きな人なら、ゲームの時間を制限されたらどうでしょうか。


 努力したり、頑張ることには別の弊害もあります。

 これだけ努力したから、これだけ頑張ったからという、対価を求める感情が起きます。この感情がやっかいです。つらい思いをしたのだから、それは報われるべきだという考えです。

 こうなると、努力を認めさせようというベクトルに向かってしまいがちです。

 これは、暴力です。

 努力をしたのは自分の選択で、自分の価値観です。
 それを、認めろというのは、価値観の押しつけです。

 どんな価値観を持つのも自由ですし、それに従うのも自由です。自分がこういう価値観を持っていると発言するのも自由です。しかし、他人が違う価値観を持っていても、否定してはいけないと思います。他人が、自分と全く同じ価値観を持っていることはまれです。

 認めさせようという方向にエネルギーを使っても、ほとんどの場合は無駄になります。


 これまでいろんな仕事をしてきました。
 どれも楽しくて夢中になっていることで、上達してお金がもらえるようになりました。自然にそうなったものだけではありません。好きなことをもっとやりたいから、これでお金がもらえれば、仕事にできる。じゃあ、お金をもらうには、どうしたらいいのかということを考えたものもあります。

 努力しなきゃ、頑張らなきゃと思わなくても、気がついたら時間がたっていた。そういうものは、やっている間も幸せですし、うまく行きます。

 成功したいから、幸せになりたいから、これをするではありません。

 頑張らなかった、努力しなかったから、うまく行くのです。

 面白いと思えば、アイデアも浮かびます。

 周りから見たら、頑張った・努力したと見えようが、自分は楽しくて夢中になっていた。だから、うまく行くのです。

 緊張したり、失敗できないときでも、どうか楽しんでやろうという気持ちを持って望んでください。

 では、また次のテキストでお会いしましょう。 
posted by Outliner 伊藤 崇 at 06:42| Comment(0) | ライフ
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