番号を通知していない着信を拒否する機能で、非通知設定があります。これが、二種類あるということを分かっている人はどれだけいるのでしょうか。
番号が通知されないのは、大まかに二種類あります。発信者が意図的に通知しない設定をしている、非通知設定。もう一つは、技術的に通知が出来ない、通知不可能です。
非通知は、掛ける人がやましいことがあったり、女性など不用意に番号を知られることで受ける不利益を回避するためにするものです。184を頭に着けて発信するのも、非通知になります。
では、通知不可能はどういうときに起こるのでしょうか。これは、国際電話やIP電話、通話料を安くするサービスなどの一部を使ったときに起こります。元々の発信が、番号を通知していても、こうしたサービスなどで互換性がないために失われてしまうことがあります。
このため、明確に通知不可能と非通知が分かるようになっています。
それぞれに、拒否するかどうかなどの設定はどの電話にもついています。それぞれで設定を変えないでいると、仲のいい友人や家族が海外旅行先から掛けてきた電話も取ることが出来ません。
SIMフリーの時代になると、データ通信だけのSIMを使って通信コストを下げる人も増えます。データ通信で音声通話をするには、Skypeや050番号のIP電話を利用します。この場合、番号が通知できないため通知不可能となるものがあります。
海外も気軽にいける時代になりました。
せっかく海外から連絡してくれても、通知不可能を拒否していたら楽しい会話ができません。
通知不可能は受けられる設定かどうか、一度確認してみてはいかがでしょうか。
2015年06月15日
非通知と通知不可能の違い
posted by Outliner 伊藤 崇 at 08:57| ライフ