2014年12月29日

あなたの夢は、自分のものですか?



 ネットの世界ではなくてリアル(現実)の生活が充実している人は「リア充」と呼ばれています。

 別の視点からでも、リアルを充実させるというか、現実を見る方がいいことが多いと感じます。

 語学学習に関する調査で、中国人に直接会って発音を聞く場合と、テレビモニタを通して中国語を聞くケースでは、直接聞いた子供の方がより中国語の発音を聞き取ることができました。内容は同じであっても、生身の人間を目の前にした方が、脳が本気になる効果があるようです。

 ネットで調べればいい、動画で勉強できるからと、楽な方に行きがちですが、リアルに触れるのはもっと価値があります。

 ネットや動画などは、発信する側の意図でどうにでもなります。組織のしがらみだったり、常識という思いこみのフィルターで情報はそぎ落とされています。
 これが、すべてだと思うと危険です。

 自分が人と話すときを想像してみてください。都合の悪い情報は、きちんと伝達しなかったりしませんか。伝達したとしても、よく撮られるような表現にしていませんか?

 ある意味人間同士はお互いに洗脳し合っているようなものです。これが、メディアの発達で巧妙になってきているように思います。

 ニュースなども、毎日決まった時間にその枠を埋めなくてはならないので、大して重要ではないことも大げさにしているように思います。もちろん、メディア側としては商品であるので、より魅力的であったり関心を引くようにしなくてはなりません。
 ブログやニュースのタイトルも、ことさら関心を引くように過激なタイトルにしているように思います。

 メディアが取り上げるものをむやみに信じてしまう人がいます。これこそ、ある意味で洗脳されてしまったということができるのではないでしょうか。

 統計データなど、もっともらしいデータを見せられて、その分母がどうかということも考えないで信用してしまう。これは、統計の嘘ともいえることです。

 こうしたことが繰り返されたために、当たり前とか常識といわれていることが、本当にそうなのか疑うこともしなくなってきているように思います。


 成功者が書いた本を信用して、実践していく人にも危険なタイプがいます。そこに書かれていることに自分を当てはめていく人は、やればやるほど苦しくなってしまいます。成功している人がやっている方法は、その人だからできることであって、年齢も環境も性格も異なる自分がその通りにしてうまく行くはずがありません。
 全く役に立たないかというと、そんなことはありません。その中から、自分なりにアレンジしたり一部だけ取り込んだり、自分に合わせればいいのです。

 この部分がどうも欠けているように思います。
 また、著者の価値観に洗脳されないように気をつけてください。

「年収、○○○○万円ないとダメ」
「綺麗じゃないとダメ」
「痩せていなければいけない」

 本当にそうでしょうか。
 アンチエイジングなんかも、○○歳には見えないという人よりも、その年齢らしさがある人の方が私には魅力的に見えます。いい歳のとりかたをしていると言う方がいいでしょうか。そういう人は少なくなっているような気がします。

 こうでなくてはならないなんてことは、無いと思います。

 いろんな情報にさらされすぎていて(洗脳を受けていて)、本当に自分がしたいことなんかも分からなくなっているように感じてしまいます。
 やりたいことは有る、分かっているという人は、それが本当に自分からやりたいと思ったことなのか点検してみてはいかがでしょうか。時代やみんながそうだからではなく、誰もやっていなかったり、時代遅れだったりしても、自分がやりたくてワクワクすることならいいのですが。

 自分自身が目で見たり、体験したことから、気がつくべきだと思います。リアルを充実させて、TVやネットなどではなく、自分の感覚で感じたことを大切にしてほしいと思います。

「あなたの夢は、自分のものですか? 知らないうちに誰かに与えられたものではありませんか?」

 では、また次のテキストでお会いしましょう。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 07:00| Comment(0) | ブレイン
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