2014年12月17日

身軽さの時代


 断捨離やらシンプルライフの他に、ノマドとかもよく見かけるキーワードです。
 インターネットやコンピュータの普及で、世の中の変化の流れがとても速くなりました。こうした変化が激しい時代では、フットワークの軽さが重要です。変化に素早く対応できる自分でいることが大切だと思います。

 フットワークを軽くするには、やはり身軽でなくてはいけません。今回兵庫県姫路市の拠点に移るのも、高速バスで済んでしまいました。引っ越し業者もいりません。
 ものが少なければ、引っ越そうと思ったときにすぐ行動に移れます。
 仕事も芯がしっかりしていれば、その時々でいろんなことができます。肩書きや職種が固定されてしまうと、それ以外のことができないだけではなく、ほかの業界のことを知らないままになってしまいます。

 好きな本のひとつに、犬飼ターボの『星の商人』があります。この本は、商人を目指す少年が、大商人になるまでの物語です。
 この中で、主人公は自分が商人であるという考えに縛られていたことに気づきます。
「ねえ、あなたは投資家になってはいけないの?」
 という、奥さんの一言がきっかけです。

 誰しも、課長だから部長だから、社長だから、平社員だからとか、製造業だから、建設業だからなど、肩書きに縛られて、その外側に思考が広がらなくなってしまいます。
「この仕事がしたい」・「この企業で働きたい」と思っても、うまく行くとは限りませんし、ずっといい状態でいられることはまれです。

 身軽で複数の仕事をしていれば、ひとつがよくなくなったとしても、思い詰める必要はありません。複数のことをやることで、自分の可能性も広がっていきます。

 これからは、自分自身を枠にはめない。ひとつの考えや行動様式にとらわれない。そういう人が増えると思います。こうしたスタイルの最初の一歩が身軽になることではないでしょうか。

 よけいなものがあれば、思考も行動も重くなってしまいます。限られた時間の中で進めていくためにも、身軽である必要があります。

 身軽になるために必要なのが、シンプルであるということ。よけいなものに囲まれていると、ストレスになります。
 ものが増えれば、探す時間も増えます。ひとつひとつのものを大切にしなくなります。必要最小限のものでやるという工夫も生まれなくなります。
 所有するものは、数を決めてしまう。ひとつ手に入れたら、二つ捨てるなどの決まり、ルールを作るとうまく行きます。

 身軽になるには、やらないことや持たないもののルールを決めると迷う時間もなくなって判断が速くなります。身軽になるにはフットワークを軽くする。つまり、すぐに行動できるようにするためです。
 スタートが早ければ、足が遅くても早くゴールできる可能性が高まります。みんなが走り始めたときには、充分なリードがある。これが理想です。

 判断の基準を持つことも必要です。
 服を買うときもこうしたものがあると、選ぶのに時間がかかりません。
 動きやすいもの、速乾性・防臭または消臭機能の合る服しか買わないようにしています。速乾性のあるものだと、乾燥機を使う必要がなくなります。部屋干しでも構いません。洗濯機から出してすぐに着ても、30〜1時間も合れば乾いてしまいます。乾燥機の無駄なエネルギーと時間がなくなります。

 こういうルールがあれば、安いからとかに惑わされてよけいなものを買う必要もありません。選ぶのにも時間がかかりません。

 情報なども、主体的にどこから情報を得るのかも制限をかけた方がいいでしょう。

 ルールと言っても、そのルールに縛られすぎるのも困ります。合わなくなってきたり、違和感を感じたらそこからはみ出して新しいルールを作っていけばいいと思います。

「思い立ったら吉日」

 という言葉がありますが、これは思い立ったらその日に行動に移すと良いという意味だと私は思っています。

 流れ星が願い事を叶えてくれるのではなく、流れ星が流れた瞬間に願い事を言えるひとがかなえられるのです。

 すぐに動けるように、フットワークを軽くするためにも、できるだけ身軽にしてみてはいかがでしょうか。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 07:00| Comment(0) | ミニマリスト・シンプルライフ
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