2014年12月01日

暗中模索


「やればいいんだ」
「どこから手をつけていいか判らない」

 これらのことを感じたら、まだ仕事をはじめる準備ができていないということになります。

「やればいいんだ」という考えは、そのことについて考えることを放棄しています。「やっつけ仕事」になってしまうので、とても評価に値するものとはいえないでしょう。とにかく、こなすことだけを考えるようになります。当然、質は限りなく低くなります。また、完成させることのみを考えるために、「ミス」や「抜け」が起こりやすくなります。

 上司の指示に完全なものを求めることは難しいことです。その不完全な指示で言われたことのみをこなすのでは、いい仕事は無理でしょう。

「どこから手をつけていいか判らない」というのも、全体像を把握できていないために起こります。暗闇の中で、懐中電灯で照らされた一部分しか見えていない状況です。

 初めのうちは上司に確認してもかまわないので、「どこから手をつけていいか判らない」状態でムダなことをしてやり直したり、期日が迫ってしまい「やればいいんだ」という状態にならないように、全体を把握してください。

 全体を把握するということは、ものごとを関連付けて考えるということです。
 どんなことでも、それが単独であるということはありません。あなたが食べている野菜にしても、土や空気・太陽・雨や水のおかげで成長することができます。また、それをあなたが口にするまで、農家や流通・小売り店が関わっています。

 関連付けて考えるということは、これらを意識するということです。

 関連付けて考える習慣がある人は、ひとつの仕事に関しても、「うちの会社の方針はなんだっけな」ということも考えます。

 関連付けて考える習慣が身につくと、仕事の質までも高まります。さまざまな関連を考えると、上司から指示されたこと以外に「こういう資料も必要だ」ということに気がつくようになります。また、不要なデータや、やってもしかたのないことの判断ができます。結果として、質のいい仕事を短時間に行うことにも繋がります。

 関連づけるという考えは、ものごとの効率をよくするうえで基本になるものですから、折りに触れて考えてください。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 07:00| Comment(0) | ライフ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: