2014年11月30日

低情報ダイエット


 テレビやラジオ以上に、インターネットの普及によって人が目にする情報量は飛躍的に多くなりました。さまざまな情報が手に入るようになったのはいいのですが、それに振り回されている人が多くなりました。

 インターネットができて、まだ20年もたっていません。
 では、人が持っていた情報の処理能力は増えたのでしょうか。大量の情報を処理する技術は、ビッグデータなどのように目覚ましく発達しました。
 人の脳が処理できる情報の量は、20年前とそれほど変わっていないと思います。

 では、その膨大な情報を得なければいけないのでしょうか。「情弱」などとバカにする人もいますが、これだけ情報があふれていれば、知っていることに何の価値もないと思います。インターネットにある情報はすでに、誰もが知っているかもしれないものです。それを知っているからといって、何の差が出るのでしょうか。

 自分に必要な情報だけ知っていれば、充分なはずです。

 そこで、「低情報ダイエット」をやってみています。
 テレビ・ラジオ・雑誌・書籍・新聞・SNS・ネットのニュースも検索もすべて禁止です。
 見てもいいのは、ラジオの音楽番組と小説・辞書のみです。
 情報の発信はしてもかまいませんし、それに対してのレスポンスは見てもかまいません。

 やってみて、最初のうちは断食するよりもつらいなと思ったのですが、そこを越えると平気です。
 必要な情報はなぜか入ってきます。

 分からないことがあってもネットで調べることはできません。自分の頭の中からひねり出すしかありません。もちろん、全く知らないことは無理ですが、一度見たことがあるものなどは思い出せるものです。
「あれは、どうだったっけ?」と安易に調べてしまうと、全く頭を使わないことになります。

 情報を制限して、アウトプットを続けているとどんどん頭が活性化してくるように感じます。頭の中がクリアな感じといったらいいでしょうか。体から余分な脂肪が落ちて動きやすくなったようです。

 誰かが話している内容とか、人との会話の中で自然に必要な情報は入ってきます。意識して情報を得る必要はないのかもしれません。

 こうした制限を一週間ほど続けたら、自分に必要な最低限の情報は利用するようにします。
 私は、書籍・必要なときのみネット検索・SNSはアウトプット主体で使うことにしました。
 情報も、アウトプットして空きができると、その分入ってくるものです。ころころ変わるマスコミに振り回されることもありません。
 情報が少ないと、それについてしっかり考えることができます。いろんなアイデアも浮かびます。のんびりすることもできます。
 なにより、ネットにはない情報がたくさん入ってくるようになりました。

 正直やってみてよかったと感じています。
 情報をシャットアウトして、思考の旅に出てみてはいかがでしょうか。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 07:00| Comment(1) | ライフ
この記事へのコメント
情報のシャットアウト、結構重要ですね!
Posted by 師子乃 at 2017年01月25日 23:44
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: