2014年11月19日

元気な脳を保つ方法


 いくつになっても元気で、聡明でいたいものですね。

 それ以外にも、脳を活発に保つ方法があります。
 一番重要なのは、アウトプットの量を増やすことです。情報社会といわれるだけあって、黙っていても情報はどんどんインプットされます。テレビを見たり、新聞や本を読んだり、音楽や人の話を聞くのもインプットです。
 インプットされた情報を整理して、判断をして外に出す。このアウトプットが行われて、はじめて脳が充分に使われます。
 問題はどうアウトプットするかです。テレビを見て感想を人に話したり、日記に書いたりすれば、これは立派なアウトプットになります。アウトプットするときは、インプットを思い出したりイメージして、感じたことを言葉にする、言葉を選ぶ、こうした過程で脳は活発に動きます。

 アウトプットの多い趣味なども効果的です。短歌や俳句、手紙を書くことや日記もおすすめです。読書が好きなら、書評を書いてみたり、映画や番組の感想なども書くと脳が活性化されます。
 料理は脳トレになるという話を書きましたが、掃除や洗濯なども時間と段取りを考えて行うことで効果があります。
 家事は、体を動かすことにもなるので血流をよくして、脳が活発に働くための栄養を充分に送ることができます。
 特によい運動は、ウォーキングです。
 運動中枢や位置感覚・運動感覚など、知覚中枢が活発になります。20〜40代に運動の習慣を持っていると、40〜60代にその差が大きく現れます。脳卒中になって、麻痺などが残った場合でも、若い頃に運動していた人の方がリハビリの効果が早く現れて回復します。
 ウォーキングは、費用もかかりませんし、時間も限定されない、場所もとらない、一人でも気楽にできます。エレベーターやエスカレーターを使わない、買い物にいくときは少し早足で歩くなどで充分に効果が上がります。
 歩数計は、もうちょっと歩こうとかたくさん歩くきっかけにもなります。最近の3Dものは、ポケットやバッグの中に入れていても使えるのでおすすめです。

 癒しとかリラックスはよく耳にします。リラックスすることは必要ですが、しすぎると脳によくありません。恋人や親しい人と会う、アロマオイルでリラックスする、かわいい動物を見て癒される、これはすべて前頭葉の血流が低下します。つまり、脳の働きが低下している状態です。
 仕事を定年退職した方が、ぼけやすくなるのは外からの刺激が低下するのと同時に、リラックスした状態が続くことも要因の一つと考えられています。
 脳のためには、リラックスしすぎないで適度なストレスが必要です。ストレスは悪いことばかりではありません。脳にいいストレスは、緊張感と言い換えても良いかもしれません。責任感も適度で有ればよいストレスと言えます。自分はダメだと思うような過度のストレスは、マイナスに作用しますが、負けるものか・頑張ろうと思えるようなストレスは脳を活性化させます。
 同じ仕事でも、何時までにやろうと時間を意識してやるのと、何も考えずにやるのとでは、脳の働きが異なります。ストップウォッチやタイマーを利用して、時間を意識してやると集中の度合いが高まる効果もあっておすすめです。

 人とのコミュニケーションは、会話でアウトプットができますし、気配りをすることで適度な緊張感もあります。気になる異性がいて、どう誘おうかと考えを巡らせるなどは、とてもいい脳の活性化になります。
 逆に、気配りのできない人、空気が読めない人は、脳の働きが鈍くなり老化のスピードも早まります

 恋やおしゃれも、脳を活性化させます。デートに何を着ていこうか。どこに行こうか、スポーツ観戦に行くならラフな格好ですし、レストランならきちんとした格好をしようと、考えを巡らせます。こうした、楽しみながら考えを巡らせている状態は、自然と前頭葉が活発になります。
 加齢制御医学(老化を遅らせる研究)では、ドキドキやワクワクするのは、とても脳に良いということが分かっています。ドキドキ・ワクワクといえば、恋愛ですが、相手のことを思い出したりすることで、想像力を生み出す部分が活性化されますし、好きな人と接すれば思いやりや気遣いをします。これで、脳全体が活性化されます。特定の人に見てもらいたい、見られることを意識することも重要です。電車の中でだらしなく足を広げている人は、見られることを意識していませんし、空気も読めないので、ぼけやすい人なので気をつけましょう。
 おしゃれや恋をする年ではないとか、自分にはとか思わずに、楽しんでみてください。

 文章を読むこと、文章を書くこと、計算をすることも習慣にすると脳を活性化させます。特に、読むならば音読、書くなら手書き、計算するなら電卓を使わずにソロバンや筆算・暗算にしましょう。
 便利な道具ばかり使っていると、それがないと何もできない人になります。脳にもよくありません。ただ、新しい機械の取扱説明書を読んで、使い方を理解したり、操作を覚えるのは効果的です。マニュアルを読まない人が多いようですが、自分でちゃんと読む習慣を持ちましょう。

 人まかせは、脳によくありませんので、自分のことは自分でやる習慣を付けることも大切です。子供に勉強させるために、親が他のことをやってあげるのは意味がありません。管理職や経営者なども、部下にやらせて自分ではやらない、家では奥さんまかせにする。これでは、早々にぼけが来るだけです。

 脳の働きは、年齢に関係なくトレーニングしだいで活発にできます。今からでも遅くないので、しっかり頭を鍛えておきましょう。

 私も、デジタル系の仕事ばかりなので、最近字が書けなくなってきています。手書きの習慣を付けようと思います。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 07:00| Comment(0) | ブレイン
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