2014年11月10日

音声でメモを(ICレコーダーを活用しましょう)


 ICレコーダーは、ビジネスマンだけではなく、主婦などもお稽古や病院で治療方針を記録する場合などに利用されています。
 似たようなもので、シリコンオーディオにもボイスメモの機能が付いたものもありますが、本当のメモ用です。内蔵マイクの質が良くないので、会議などの録音には向いていません。
 さて、メモを取る道具としてのICレコーダーですが、日本の文化にはなじまないという人もいます。海外ではボイスメールもよく使われていますので、声でメモを取る文化が定着しています。

 日本人はというと、人前で声でメモを取るのが恥ずかしいという理由からか、いまいち普及していません。それでも、家の留守番電話にアイデアをメモする人やICレコーダーを利用している人もいます。ICレコーダーが携帯電話みたいな形をしていれば、電話のフリをしてメモができます。
 音楽関係の人なんかは、思いついたフレーズを吹き込んだり、文字では表現しにくいものを入れるのに向いています。

 ICレコーダーじゃなくても、携帯のメモ録音などでも可能です。これを、聞いて活用すればいいのです。
 整理や管理はしなくても構いません。ただ、録音したままではなく聞き直して必要なモノは文字にしておきましょう。

 音声は再生してみないと何が入っているか判りません。しかし、手書きのメモや、ポメラでメモを取るには、どうしても両手があいていないとできません。こうしたときに、ICレコーダーを使います。
 これは、聞いて実行したり、活用したらどんどん消してしまいます。音として取っておく必要のあるもの以外は消してしまいます。
 すぐ出来ることは、その日のうちにやってしまいます。一日の終わりに確認して、日記やToDoに反映させるのもいいです。私は電車で確認して、電子ノートのToDoや、ポメラの「やりたいこと」リストに追加しています。

 今では、リニアPCM録音が可能なレコーダーが手に入りやすい値段になっています。
 録音のフォーマットも専用形式が全盛だったのが、MP3やWMAと汎用のフォーマットに対応しています。ほとんどこの二つのフォーマットが使えれば、パソコンで聞くのに困ることはありません。マスストレージクラスに対応しているので専用のソフトなどを入れなくても、USBでつなげばメモリとして認識してくれます。

 音楽再生の機能も付いてきたので、録音機というだけではなく、シリコンオーディオプレーヤーとしても利用できます。Podcastに対応したものもあります。
 私は、パソコンでポッドキャストをダウンロードして、ICレコーダーに入れています。
 NHKのラジオニュースや、ラジオ番組の一部などがPodcast番組として配信されています。

 シリコンオーディオやICレコーダーにぜひ付けてほしい機能が、再生中の録音機能です。
 再生を中断して録音、録音が終わったら再生に戻るというものです。
 私は、Podcastのニュースや録音したラジオ番組を移動中や出先で聞いています。そのときに、アイデアを思いつくこともありますし、番組の何気ない一言が気になったり、忘れていた何かを思い出すこともあります。そんなときに、さっと録音したい。
 ほとんどの機種が、モードの切り替えや操作をしなくてはならないので、その間に「あれ、何入れようとしたんだっけ」ということになってしまいます。ワンタッチで録音できればそういうこともありません。保存先も専用のフォルダでかまいませんし、音質もそれほど高くなくていいのでぜひ付けてほしいです。

 ICレコーダーの使い方は他にもあります。
 自分の口癖をチェックしたり、文章のチェック・校正に使う。また、身につけたい習慣や目標達成の為のツールとして使えます。

 人は、どうしても言葉の影響を受けてしまいます。
 自分が日常的に使っている言葉にも、影響を受けます。これをチェックして、口癖や表現をポジティブに変えていくことで、人生が変わってきます。口癖はいわば自己暗示のようなものです。
 文章のチェック・校正は、TTS(text-to-speech)という読み上げの機能やソフトを使って、目で見たのでは気がつかない間違いを見つけることができます。
 音声合成で読み上げたものを聞くと、黙読しているよりも頭に入りやすく、記憶としても残りやすい。目を閉じて聞いていると、黙読したときには解らなかった書き手の思考も感じ取れます。より深く理解したいときにおすすめです。

 身につけたい習慣や目標達成のためのツールとしては、目標や習慣を声に出して言います。これを録音しておいて、繰り返し聞きます。
 このときのポイントは、現在進行形やすでにそうなっているという前提での表現で言うことです。こうすると、目標のために良くない誘惑や欲望が起きたときでも、本来やるべきことを思い出して踏みとどまることができます。

 こうしたさまざまな使い方ができるので、ICレコーダーを持っているのであれば試してみてください。会議や打ち合わせだけに使うのは、もったいないと思います。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 07:40| Comment(0) | ICレコーダー・音声
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: