2017年01月29日

早起きの習慣は一日を1.5倍使えます

 30代前半のころ、残業や徹夜など遅くまで起きているのがつらくなりました。
 そこで、早起きの習慣に切り替えたところ、じつに調子がいいのでそのまま継続しています。
 約15年ほど続いていることになります。


 早起きのメリットは、なんといっても生産性が高いことと、体調が良いことにつきます。

 考える力や判断力・想像力や構成力などは有限です。
 トレーニングによって強化することは可能ですが限度はあります。

 この、思考エネルギーは、何を食べるかとか、飲み物を何にするかといった些細なことでも消費します。
 朝からどんどん消費していって、夕方や夜になればガス欠に近い状態になります。

 朝、すっきしりた状態で頭を使う仕事をするのは理にかなっています。
 夜の3時間と朝の1時間はほぼ同じと考えていいと思います。
 つまり、朝1時間でできることが、夜だと3時間かかってしまうということです。
 夜に行うことは、生産性が良いとはいえません。

 タイマー活用の記事でも書きましたが、締め切りがあることで集中力が高まる効果もあります。
 07:30には家を出なければいけないとなると、準備に30分かかるとして、07:00がリミットになります。
 これが、締め切りと同じ効果をもたらし、集中力を高めてくれます。

 思考エネルギーが充分にあり、集中しやすい状況という二つの要因で、夜の3倍生産性が上がります。

 夜だと、終わりの時間が明確ではないので、だらだらしやすい状況といえます。

 早起きすることで、気持ちにも余裕ができます。
 時間ぎりぎりに起きて、駆け足で駅に向かってとバタバタと一日をスタートする。これでは、間に合うかどうかというよけいなストレスを作ってしまいます。カバーするために、残業する。寝る時間が遅くなって、朝起きられなくなる。
 こうした悪循環になってしまいます。

 早起きをしていると、余裕を持って会社に行くこともできます。
 ラッシュ時間帯を避けられるので、混雑した電車のストレスも感じなくて済みます。


 早起きすることで体調も良くなります。
 朝の太陽の光には、ブルーライトが多く含まれています。
 ブルーライト自体は、悪いものではありません。ブルーライトを浴びると体内時計が調整されます。体に良くないのは、朝以外の時間に、ディスプレイからブルーライトを浴びることで、体内時計が狂ってしまうことです。

 朝の光を浴びると、セロトニン神経が活性化され分泌が増えます。
 セロトニンは、神経伝達物質の一つです。神経伝達物質は脳の中で情報を行き来するために必要なものです。
 セロトニンは、精神面を安定させる効果もあります。不安や怒りをコントロールしやすくなります。このため、幸福ホルモンとも呼ばれています。
 セロトニンはメラトニンの元になります。メラトニンは、疲労回復・アンチエイジング・細胞の新陳代謝に関わるホルモンです。
 朝の光を浴びることで、セロトニン・メラトニンが増えて、疲れが残らない、精神的に安定する・気分の低下や攻撃性の減少などの効果があります。

 セロトニンの材料になるのは、トリプトファンという必須アミノ酸です。
 これをたくさん含む食べ物は、バナナ・アーモンド・卵・豆腐・納豆・ヨーグルトなどです。
 朝日を浴びて、セロトニン神経を活性化しても材料がなければセロトニンは作られません。
 早起きの習慣と供に、こうした食事を取るようにしましょう。


 早起きの習慣をつけるには、充分な睡眠時間を取ることが必要です。
 睡眠時間を削って早起きするのはもってのほかです。

 睡眠時間が5時間などの短時間では、酩酊状態と同じです。つまり、お酒に酔っているのと同じです。
 脳内伝達物質は、夜寝ている間に作られます。神経間の伝達をするこの物質が不足すると、情報がうまく伝わらなかったり遅くなります。

 これでは、記憶力はもとより創造力や集中力も維持できません。

 ストレスも解消できませんし、脂肪燃焼の働きも落ちるので太りやすくなります。


 早起きになるには、15分から30分ていど寝る時間を早くします。
 寝る時間を早くしても、起きる時間が変わらないなら普段の睡眠時間が足りていなかったといえます。
 30分早い就寝を2〜3週間続けたら、さらに30分早くします。
 これで徐々に早くしていくと、朝早く起きられるようになります。

 急に変化させると、脳や体が拒否反応を起こすので少しずつ変化させます。

「○○時に起きる!」ではなく、「今週は寝る時間を30分早くしよう」というのがうまくいく秘訣です。


 早起きをして、朝の時間で「あれをやろう、これをやろう」と計画する人もいます。これも、失敗する要因です。二つの新しい習慣をつけようとするのは、非常に負担が大きくなります。

 まずは、早く起きられるようにして、それが定着してから何かを始めてください。


 私も、朝の時間にやることは日によって違います。
 海外に支社を持つお客様とSkypeで打ち合わせをする日もあれば、ポメラで本の執筆をしている日もあります。

 仕事だけではなく、趣味のことをしたり、ノンビリと本を読むなどでもかまいません。


 睡眠の質を高めることも重要です。
 質が低下するので、寝る前にやめた方がいいこともあります。

 タバコは、脳が覚醒してしまう。
 お酒は、眠りが浅くなる・夜中にトイレに起きてしまう。
 パソコンやスマートフォンは、体内時計が狂います。
 寝る前に食べるのは、胃に負担がかかり、眠りを浅くします。
 熱いお風呂に入るのも、体温が上がって寝付きにくくなります。
 コーヒーなどのカフェインを含む飲み物は、脳を興奮させて寝付きを悪くする・脳内伝達物質が作られにくくなる。

 お酒やタバコは、寝る2時間前にはやめるようにします。
 パソコンやスマートフォンも、2時間前にはやめましょう。どうしても使う場合は、画面を少しくらいなと感じる程度まで下げて、ブルーライトカット対策を行います。

 コーヒーなどに含まれるカフェインは、8時間ほど効果が持続します。寝る時間の8時間前までに飲むのをやめましょう。
 9時に寝るのであれば、昼食後のコーヒーが最後になります。


 早起きの習慣は、だいたい12〜13週間で定着します。
 約3ヶ月、早く寝るようにするだけで、体調も良くなるし頭も働くようになります。


 デメリットとしては、夜お酒のつきあいが悪いと言われることぐらいでしょうか。
 これも、顔だけ出して早々に退散するとか、いつも20時までで帰るなどの工夫でなんとかなります。


 自分を変えたいとか、もっとよくしたいと思っているのなら、そのベースとなる早寝早起きの習慣を身につけるのをおすすめします。


posted by Outliner 伊藤 崇 at 13:03| Comment(0) | ライフ

2017年01月16日

ポメラでデータ消失・故障を防ぐ方法

 Twitterのタイムラインを見ていると、ポメラでデータを消失してしまったというのを結構な頻度で見かけます。
 しかし、私は9年間使っていて、操作ミスで消してしまった1回だけです。

 大切な文章を失うリスクを回避するために気をつけていることをまとめました。
 少しでもお役に立つ内容でしたら幸いです。


手が止まったら保存する習慣
 電車の移動中に使っていると、気がついたら降りる駅になっていたということもあります。私自身、何度も乗り越してしまった経験があります。急いでいるときは、つい保存をせずに閉じてしまうだけにしてしまいます。しかし、きちんと保存した方が安全なのはいうまでもありません。ポメラは安定しているとはいえ、未保存の状態では何があるか分かりません。書いた文章を確実に残すためにも、こまめに保存する癖を付けましょう。
 Ctrl+Sのショートカットキーで上書き保存してくれます。
 閉じる前に保存する習慣を付けると、せっかく書いた文章を失うリスクを減らせます。
 ポメラは、動作用のメモリ内に文章全体を読み込んでいます。本体やSDカードへのアクセスは、ファイルを開いたり保存するときなどに限られます。この状態で画面だけ閉じて、SDカードを取り外してしまうと、書きかけの内容は保存されていません。このとき、パソコン側でファイルを編集して戻すと、ポメラには前回書きかけで未保存の状態が残っています。これを上書きしてしまうと、パソコンで編集した内容を消してしまうことになります。

保存先は、メモリカードにする
 ポメラは、記憶媒体としてメモリカード(SDカード・microSDカード)が使えます。
 保存先を、メモリカードにしておくと本体が故障したときでも、パソコンなどでメモリカードのデータを読み込めます。

 ポメラは、「ファイル保存設定」でテキストデータの保存先を選択できます。SDカード・microSDカードにしましょう。この設定を行っても、メモリカードが入っていない場合は自動的に本体に保存されます。
 優先的に保存する先と考えてください。

 メモリカードに保存しておくと、故障時もパソコンに挿すだけでデータを利用できます。

メモリカードは定期的に新しくする
 SDカードやmicroSDカードなどのフラッシュメモリには寿命があります。
 書き込み回数とデータ保持の期間に上限があります。
 頻繁に読み書きしているほど、寿命は短くなります。

 基本的には、数万回の書き換えに耐えられる設計になっています。しかし、ハードディスクや光ディスクと比較すると、データの欠損率は高くなっています。
 使用せずに保管していても、データが消えることがあります。
 この場合は、部分的にデータ欠損が起こります。
 欠損によりファイルが壊れているので開けないということが起こります。または、途中までしか残っていない場合などは、欠損がおきている可能性があります。
 メーカーの公称値では、データ保持期間は数10年となっていますが、保管する場所や環境によって4〜5年で消えてしまうこともあります。
 長期保存には向きません。

 私は、安全性を考慮して、問題なく使えていても2年で新しいものにするようにしています。
 もったいないからと、古いメモリカードを使い続けることはリスクを高くする行為です。

液晶画面とキーボードの間に書類などをはさまない
 パソコンでは、たまに見かけます。
 ポメラでやる人は少ないかもしれませんが、間に何か挟むと液晶画面を傷つけたり、ヒビが入るなどのトラブルの原因になります。


鞄にはそのまま入れず、体側に入れる
 ケースなどに入れておいたほうが、傷や衝撃を防いでくれます。
 パソコン対応のバックなどの場合、クッションが付いたパソコン収納スペースはほとんどの場合、体側に付いています。外側になっているものは、少数です。

 これは、圧力対策です。
 クッションは衝撃などを和らげますが、圧力は防げません。
 体側にあることで、人の体は柔らかいため、圧力を分散させやすくなります。

 外側の場合、他の人の堅い鞄などが押しつけられると、部分的に力がかかります。同じ力でも、一部分にかかると液晶が割れる原因となります。

 鞄やインナーケースで、硬い芯が入っている場合は芯がある側に液晶画面が来るように入れるとより安全です。


カバンにものを詰め込みすぎない
 ものを詰めすぎると、普段から圧力がかかっている状態になります。
 この状態で持ち歩くと、振動で液晶が割れる可能性があります。
 一度で割れるような強い力ではなくても、弱い力が繰り返し力が加わると割れることがあります。

 カバンをパンパンにするのはもってのほかです。

 ACアダプタなどの厚みのあるものは、一部分に圧力がかかる原因になるので入れ方を工夫してください。

 また、ペットボトルや水筒・化粧品など水気のあるものは、一緒にしないようにしましょう。


ポメラ本体の故障時にデータを取り出す方法
 本体にデータを保存していて液晶の破損や本体が故障した場合は、USBケーブルでパソコンとつなぐことでデータを取り出せる場合があります。
 ただし、保存したもののみになります。このため、前述の通り保存する習慣が重要になります。

 DM5・DM10・DM20・DM11G・DM20・DM20Y・DM100の場合は、USBケーブルでつなぐと自動的にPCリンク状態になります。
 DM200は、ショートカットキーでPCリンク状態にします。

 Alt+P でPCリンクになります。

 あとは、パソコンにデータをコピーしてください。


まとめ
 扱い方しだいで、故障などのトラブルは最小限にできます。
 また、毎日本体をきれいに拭くなのどの手入れをすると、トラブルを未然に防げます。本体にこすれた跡が付いていたり、小さい傷を見つけやすくなります。これは、その部分に当たるものがあったり、圧力がかかっているということです。カバンの中身を点検して、モノの配置を変えて負担がかからないようにしましょう。


・手が止まったら、Ctrl+Sで保存する。
・保存先の設定は、メモリカードにする。
・メモリカードは定期的に新しくする。
・カバンに入れるときは、保護ケースを利用する。
・液晶とキーボードの間に書類などをはさまない。
・カバンにものを詰めすぎない。
・カバンの一番体に近いところに入れる。
・液晶画面は、体側か芯のある側にして入れる。
・カバンにものを詰めすぎない。
・ACアダプタなど、幅のあるものとは離して入れる。
・毎日手入れをして、傷などを確認する


 全部をやるのは難しかもしれませんが、大切なデータを守るため、ポメラを長く使うためにも、取り入れてみてはいかがでしょうか。


 では、また次のテキストでお会いしましょう。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 07:50| Comment(0) | ポメラ・電子ノート

2017年01月09日

タイマーを使うだけで驚くほど生産性が上がる。集中力アップに最適。


Canon キッチンタイマー CT-40-WH SB(ホワイト) 抗菌仕様

 数年前から、ストップウォッチとタイマーを愛用しています。
 最近ではより積極的に使うことで、驚くほど生産性が向上しています。


 最近のタイマーは多くの機種に、ストップウォッチ機能のカウントアップがついています。これはどれだけ時間がかかったか計るのに適しています。
 一般的なストップウォッチは、1/10秒や1/100秒を計る機能がありますが、タイマーに付いているものは1秒単位です。実際に、陸上競技などのスポーツ以外では、秒単位でわかれば充分です。

 まずは、何でも時間を計ってみましょう。
 食器を片付けたり、洗い物をするのは面倒に感じます。でも、一度どのぐらいの時間がかかっているか計ってみることをおすすめします。
 私の場合は一人暮らしというのもありますが、3分以内に終わっていました。

「あれ? こんなもんなの?」
 というのが正直な感想です。

 感覚的にはもっとかかっているように感じていました。
 おそらくこの感覚のずれが、面倒に感じている要因なのかと思います。


 時間を計ったら、次はタイマーの出番です。
 計った時間を設定して、スタートさせます。

 タイマーのアラームが鳴る前に終わらせるようにします。
 一種のゲーム感覚で、今日は20秒短縮できたとか、オーバーしてしまったなどの結果が見えます。

 予定よりも早く終われると、満足感があります。
 普通に作業をして、やり終えたときよりも満足感が高くなります。
 これは、時間内に終えることができたという分が上乗せされるからでしょう。


 これは、脳を元気な状態に保つのにも効果的です。
 同じ仕事でも、何時までにやろうと時間を意識してやるのと、何も考えずにやるのとでは、脳の働きが異なります。
 過去の記事、「元気な脳を保つ方法」にも書きましたが、時間を意識するのは重要です。

 早起きして仕事をすると、ものすごく生産性が高くなります。これも、出かける時間など後に予定があるために、時間が制限されます。そのため、時間内に何とかしようという意識が働いて、集中の度合いが高まります。
 また、時間内により速くすることや、よりよいものを作るために工夫が生まれます。こうした工夫は、時間を区切らずにやるときには出てこないこともあります。


 時計をおいて作業するよりもタイマーのほうがおすすめです。
 時計では、「何時に出かけるから、あと何分だな」と考えてしまいます。これでは、集中できません。残り時間が表示されるタイマーのほうが、別の思考が入らずに済みます。


 繰り返し行うことであれば、記録を取ることでどんどん時間を短縮することも可能です。
 また、何かの工夫をしたときに、それが効果的なのかどうかも確認しやすくなります。
やってみたけど、思ったより時間短縮にならなかったとか、よけいに時間がかかったということもはっきりと分かります。

 こうしたタイムアタック的な要素を入れることで、あまり乗り気でない単純作業も楽しむことができます。


 気が散ってしまって、いまいち集中できないときにも有効です。
 その仕事に必要なものだけを机の上に出して、パソコンならよけいなタブなども全て閉じます。まずは、5分でも10分でもいいので、その時間はこれしかやらないと決めてタイマーをスタートします。
 時間が来るまでは、何が何でもそのことだけに集中します。
 タイマーが鳴ったら、気晴らしでも何でもしてください。

 作家を続けるのに必要なことはという質問に
「毎日2時間、原稿に向かうことだ。一行も書けないとしても」
 ということを答えた作家がいます。

 結果はどうあれ、その時間そのことに向き合ったと言うことを積み重ねることが重要です。


 気晴らしの際も、タイマーを使うと効果的です。
 ネットでいろいろ検索をしたり、YouTubeで動画を見ているとあっという間に時間がたってしまいます。
 これも、やり過ぎ防止として、タイマーを設定しておいて、鳴ったら途中でもやめるようにします。


 タイマーをセットするというのは、制限時間・締め切りを決めることになります。
 些細なことでも、期限を切ることで生産性を上げることができます。

 特別に高度な道具やシステムは必要ありません。
 どこにでも売っているタイマーが一つあればいい。
 とても安上がりです。


 いま使っているタイマーがこちらです。

Canon キッチンタイマー CT-40-WH SB(ホワイト) 抗菌仕様

 実売で、1,000円ちょっとです。


 これまでは、「SEIKO セイコー サウンドプロデューサー SVAX001」という時間の計算などもできるものを使っていました。



 これはとてもいいものですが、ちょっと重いのと長く使うと、ボタンの文字が消えてくる欠点がありました。

 そこで同様のものを探してたどり着いたのが「Canon キッチンタイマー CT-40-WH SB(ホワイト) 抗菌仕様」です。


 タイマーを選ぶときに私が重視しているのが、オーバーした時間が分かるものであること、数字キーが付いていること、バイブかサイレント(音を出さない)にできることです。
 時間が来たら、ゼロになってアラームが鳴って終わりというものがほとんどです。
 しかし、そのあとも時間がカウントされ続けると、何分オーバーしたのかがはっきり分かります。

 先の、SEIKOのものも、Canonのものも、マイナス表示で時間を計り続けてくれます。


 もう一つ、タイマー選びで重視しているのが、数字キーが付いているかどうかです。
 時分秒のボタンだけのものは、30分を設定するのに、30回ボタンを押すか、長押し早送りという操作が必要です。これでは、設定に時間がかかってしまいますし、面倒臭くなって使わなくなる要因になります。


 バイブかサイレント(音を出さない)というのも重要です。
 キッチンタイマーの音は、かなり耳障りです。
 時間が来たことを知らせる意味ではいいのですが、職場や試験会場・仕事や勉強の用途では音がじゃまになります。
 音を消せることは必須です。
 無音になるだけのタイプやバイブレーションや光の点滅で知らせるモードにできるタイプなどがあります。こうした機能があると、周りに気を使わずに済みます。

 タイマーにちょっと不満なのは、「マグネット付き」という点です。
 元々がキッチン用途なので、冷蔵庫やシンク周りに貼り付けられるという利点があります。また、このマグネットは強力なものです。

 しかし、仕事や学習などで利用しようとするとデメリットになります。
 マグネットがあることで鞄に入れるときも、カード類への影響を考えて財布と離さなければいけないなど気を遣います。


 マグネットなしや、マグネットが取り外せるようにしていただけるとうれしいです。
 @TANITAofficial タニタさん、ご検討いただけると幸いです。


 Canon キッチンタイマーも、分解してマグネットは取り外してしまいました。


 時間を計ったり、タイマーをセットするというちょっとしたことで驚くほど生産性や集中度が上がります。

 なかなか原稿を書く気になれないとか、書こう書こうと思っていても手をつけていない人などは、ぜひ利用してみてください。

 著書『わかりやすい文章を書くためのプロセス』に書いた、書く時間をスケジュールに入れるという方法と組み合わせるとより効果的です。


 ものは試しで、タイマーをいつでも手元に置いて、どんな行動でもこのぐらいで終われるかなという時間を設定してみてください。
 意外にも自分の思っているより時間がかかっていたり、逆に時間がかからないと言うことが分かります。

 感覚と実際のずれが修正されると、やる気も変わってきます。
 メールを書くときでも、料理や洗濯物を干したり取り込んだりするときなど、いろいろ試してみてください。

 たったこれだけのことで、想像以上の効果が出ます。

※この記事執筆時、60分にタイマーを設定しましたが16分46秒オーバーしてしまいました。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 16:42| Comment(0) | 効率化・仕組み

2017年01月06日

Writebox 集中して書けるテキストエディタ

 Chromebookを使うようになって、ちょっとしたテキストのメモやURLなどは「Writebox」に書いています。

Writebox
http://writeboxapps.com/

Writebox2017-01-05 at 07.46.47.png

 Writeboxは、ブラウザでテキスト入力ができるエディタです。
 https://write-box.appspot.com/ こちらにアクセスすると、いきなり書き始められます。

 メニューなども入力中は隠れて書く内容に集中できます。
 以前は、機能拡張やChromeアプリもありましたが、現在はブラウザ版のみとなっています。

 シンプルで必要最小限の機能しかないので、使い方もすぐに覚えられます。

 画面の下には、文字数カウントが常に表示されています。また、範囲指定するとその部分の文字数が分かります。

 入力したテキストは、Dropbox・Googleドライブに保存することができます。
 また入力中は、ブラウザの保存領域に自動保存されます。

 いちど、Writeboxの画面を開いてしまえば、オフラインでも作業は可能です。

 マークダウン記法に対応しており、プレビューとHTMLでのダウンロード(保存)ができます。
 キーボードショートカットも利用できます。


 これが、下手にメモ帳の同期をするよりも、スマートフォンや複数の端末でテキストをやりとりしやすくて快適です。プレーンテキストとして保存されるので、他のアプリケーションでも利用できます。


 メニューのSettingから、背景色・文字色・フォントなどを変更できます。
 個人的には、黒背景のほうが集中できるので、黒背景に薄いグレーの文字にしています。文字が白すぎると、ぎらついた感じがして目が疲れるので、この設定にしています。

 等幅フォントにする場合は、monospaceフォントを選択します。

 Writeboxを全画面表示にすると、気が散る要因がないディストラクションフリーの環境ができあがります。


 セキュリティー面は、Writebox
http://writeboxapps.com/
の記述で、DropboxとGoogleドライブのパスワードは保存されません。
 最後に開いたファイルのパスのみを記憶しています。



 複数の会社に籍があるので、それぞれマックOS・Windows7・Windows10・Windows8.1・ChromeOSのパソコンがあります。また、スマートフォンもiOS・Androidだけではなく、WindowsPhoneなどでも同じテキストを参照できるので非常に使い勝手がいいです。

 文字列の検索はできますが、置換機能がないなど多機能ではありませんが、軽快で集中できます。
 私は、ポメラ DM200で書いた原稿をアップロード機能でDropboxに送っています。
 このテキストを開いてコピーペーストするのに、Writeboxを利用しています。

 パソコンから、URLをモバイル端末に送ったり、長文を書く用途にも向いていると思います。
 パソコンで書いたものの続きを、移動中のスマートフォンで書きたい。こうしたニーズには、下手に同期で待たされるメモツールより、Dropboxに原稿を置いてWriteboxで開いて書く方がスムーズです。

 まずは、https://write-box.appspot.com/にアクセスして使ってみてください。

 では、また次のテキストでお会いしましょう。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 06:49| Comment(0) | 効率化・仕組み

2017年01月03日

目標を達成しやすくする、「条件と行動の直結」。

 やろうと思っていても、なかなか実行できないことはよくあります。
 やる気が起きなかったり、忘れてしまったり。
 それは、意思の力に頼っているからかもしれません。


 意思の力は有限であることが、科学的に検証されています。
 判断力も、判断する要素が多くなればなるほど判断疲れの状態になってしまい、理想的な判断ができなくなってしまいます。

 訓練である程度増やせるようですが、やはり限度はあります。

 したがって、意思の力に頼る方法は非常に不安定なものになります。

 いつでもできることは、いつまでもやらないでしまうことがよくあります。
 家の近所の新しいお店に行こうと考えていても、すぐ行けるしいつでも行けるとなるとなかなか行動に移しません。

 おなじように、モバイル機器を持ち歩いて、いつでも仕事ができるとなるとどうでしょうか。
 なかなか、仕事に取りかからなくなってしまう人もいます。


「ああなりたい」・「こうなりたい」という思いから、目標を設定します。
 しかし、目標を設定してもなかなか達成できません。
 より、達成しやすくするには、そのために必要なことを自動的にできるように分解して計画を立てることです。


 やることを、考えなくてもできるところまで分解します。

 たとえば、ダイエットするとしましょう。
 やせたいというだけでは願望です。
 マイナス○kgやせるというのは目標です。
 そのための行動まで分解をします。たとえば、食事のカロリーを制限するとか、運動を取り入れるなど、考えなくても自動的にできる行動を決めます。

 確実に、行動するためにはトリガーとなる条件を設定することです。
 これを、「○○をしたら、●●をする」というように、トリガーとなる条件とセットにします。

 離れて暮らす家族から、「たまには連絡を」と言われているとします。
 この場合は、日曜の夕食後に電話するなど、きっかけとセットにします。

 なかなか家計簿への記入が続かないのであれば、洗濯機のスイッチを入れたら終わるまで家計簿をつけるというようにします。洗濯機の脇に家計簿を置く場所を作るのもいいでしょう。


 長期間の目標でも、考えなくてできるところまで行動を分解してあれば、トリガーと一緒にスケジュールの中に組み込んでしまいます。
 ToDoリストではなく、カレンダーに書き込むなり、スケジュールとして組み込んでしまいます。

 ToDoリストがうまくいかない理由は二つあります。
 やることやいつまでにやるというのは確認できますが、その行動をいつするのかが決まっていません。また、行動まで分解しにくいということです。
 ToDoリストに、なかなか消せない項目が残ってしまうのは分解が不十分だからです。

 何かの書類を作成するなら、
 ・既存資料の準備
 ・ネットでキーワード検索
 ・資料の目的の明確化
 ・資料に入れるもの入れないものの整理。
 ・アウトラインの作成
 ・実際に資料を作成する。
 ・校正などチェック
 ・上司への確認作業

 という、行動が必要になります。
 しかし、「○○資料作成 期日:01/10」とだけあると、進んでいるのかどうかも分かりにくくなります。時間も読めなくなります。

 いきなり書き始めて、途中で資料を探したり、何かがなくて進められなくなったりと、よけいに時間がかかります。書きながら迷うようでは、わかりやすい資料になりません。手直しが増える原因にもなります。
 これでは、意思の力や判断力を無駄に消費してしまいます。


 ゴールや目標になかなかたどり着けないという人は、トリガーとなる条件と行動を組み合わせてみてください。


 手順の分解については、『デジタルデトックス!パソコン・スマートフォン・タブレットをできるだけ℃gわない技術』にて解説しています。

 また、文章を体系立ててスムーズに書けるようにする方法は、『わかりやすい文章を書くためのプロセス』をお読みいただければと思います。


 では、また次のテキストでお会いしましょう。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 08:17| Comment(0) | 効率化・仕組み