2017年04月17日

タスク・オリエンテッド

 先日、Twitterで下記のツイートをしました。
目標を作ると、目標以上になれなくなります。これに気づいてから、目標は立てなくなりました。目標を立てずに、自分が楽しんでいると想像以上にいい結果が出ます。目標という枷をはめないようにしましょう。


 これはこの通りです。
 自分で目標を立てて、計画を練る。
 そこに向かって、きちんと足場を組んでいく人がいます。それをやっていると、想定したところまでしか行けません。


 それだけではなく、目標の弊害もあります。
『タスク・オリエンテッド』は、ゴールばかり見て、何かを成し遂げることにとらわれている状態を指します。
 目標やタスクをこなすことに意識が行ってしまい、ゆとりがなくなります。また、怒りやすくなったり・本質を忘れてしまうことにもつながります。

 牧師を目指す人に行った実験で次のような結果が出ました。
 二つのグループに分けて、教室に移動するように指示を与えます。
 一方には、何時までにという時間を設けます。
 もう一方は、移動することだけ伝えて時間は指定しません。

 どちらのグループとも、移動の途中に、困っている人に遭遇するようにしました。

 すると、時間を指定したグループの方が困っている人に対して手助けをしませんでした。

 どちらも牧師になろうとしている人です。
 気持ちにゆとりがなくなって、本質を忘れてしまいました。長期の目標やゴールがずっと先に感じられるものは、特にうまくいかなくなります。

 未来のことにフォーカスしてしまうと、いま現在をないがしろにしてしまいがちです。これによって、気持ちに余裕がなくなりイライラしたり怒りやすくなります。

 不安とかイライラの原因は、未来や過去のことを考えることで起こります。あのときこうすればよかった、未来を基準にこのままではダメだとか、こうなったらどうしようと思い悩みます。

 いま目の前の問題をより大きく見せているのは、未来の不安です。実際よりも、不安のせいで水増しされて感じてしまいます。

 160km以上の距離を走る「ウルトラマラソン」では、ゴールを意識すると完走が難しくなります。『目前の一歩一歩にフォーカス』この力がないと成し遂げられません。

 あえて遠い先を見ないで、いまここにフォーカスする必要があります。


 私自身の経験では、かなり難しい仕事が舞い込んできました。正直、自信がないしかなりのストレスを感じていました。
 そこで、じっくりその仕事の何が重要なのか、何を求められているのか、どうやったらできるのかを分析してみました。
 すると、形は違うけど、過去にやってきたことと本質的に同じであることに気がつきました。
「なんだ、あの仕事と同じか」
「なら、あの経験も役に立つ。別の仕事のあの部分も組み合わせられるぞ」

 と、思えるようになりました。
 こうなると、ストレスなんてものはどこかに行ってしまい、がぜん楽しくなってきます。

 失敗したらどうしよう、やりきれるだろうかと先のことにとらわれていたら、うまくいかなかったのではないかと思います。

 それと、計画通り・思い通りに行くことの方が少ないのではないでしょうか。

 だとしたら、その時々の状況で、ああしてみよう、こうしたらうまくいくんじゃないかと、工夫を楽しめばいいのです。


 目標や計画を立てることを完全に否定するわけではありません。ただそれにとらわれてしまっていないか、もっと可能性があるのに制限してしまっていないか確認してみてはいかがでしょうか。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 15:41| Comment(0) | ブレイン

2017年04月15日

Acer Chromebook R11 [CB5-132T-A14N]国内正規品 レビュー



 Chromebookを新しくしました。

 Acer Chromebook R11です。
 これまで使っていた、Acer Chromebook 11[CB3-111-H14M]はTwitterの希望者に差し上げました。

 前の機種からの変更点としては、CPUがちょっとグレードアップしたのと、ストレージがeMMCからSSDに変わりました。
 あまり体感速度は変わりません。

 液晶がグレア液晶なので、ノングレアの前機種の方が液晶は見やすいです。反射防止の保護フィルムが必須です。

 キーボードはあまり変わりがありません。
 個人的には打ちやすいと思います。ポメラとは異なり、軽い感じのキーです。

 筐体は、スクエアーな感じで、かなり剛性感を感じます。
 個人的には、前機種の端の方が薄くなったスリムなデザインの方が好きです。
 コンバーチブル型で、タブレット状態にするためにはスクエアーな方がいいのでしょう。
 前機種のSDカードスロットは、カードが半分出る形のものでした。この方が、刺しっぱなしにできないためカードを抜き忘れる心配がありません。
 この機種は、SDカードがすべて入る形です。カードが出っ張っているとタブレットスタイルに変形させるときなどに引っかかって破損する可能性があります。ただ、カードの抜き差しはかなりやりにくい形状です。指先で押し込むようにしないとロックしません。

 コンバーチブル型のChromebookには、ASUSのChromebook
flipがあります。こちらも一時期使ってみましたが、ヒンジ部分の固定力が弱いためか、グニャグニャした感じです。ちょっとしたことで、液晶が揺れる感じといったら伝わるでしょうか。
 R11では、堅いと感じるぐらいしっかりしていて、液晶が揺れたり強度的に不安になることもありません。


 さて、このChromebookは、Androidアプリ対応の機種ですので、Google Play ストアから直接アプリを入れられます。
 前の機種もAndroidアプリ対応予定の機種にはなっていますが、まだ対応のアップデートはかかっていません。

 Androidアプリの対応は、無効にすることもできます。
 設定でGoogle Play
ストア(ベータ)の項目で、有効にするのチェックを外します。無効にすると、すべてのAndroidアプリが消えます。試してみましたが、無効の状態の方が動作が軽くなります。Androidアプリは不要で、ChromeOSの機能だけでいいという人は無効にした方が快適だと思います。
 ChromebookのSDカードにあるファイルにはアクセスができません。いくつかのアプリで試しましたが、どれも同様でした。

 このあたりは始まったばかりで、Chromebook対応のAndroidアプリもまだ少ない状況です。Chromebookも、ベータ機能となっているため、いずれ最適化されるでしょう。

 さっそく、普段使っているAndroidアプリを試してみています。

●Chromebookで使えるAndroidアプリ
・Skype
 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.skype.raider
 Skype同士もSkype番号への着信、固定電話・携帯電話への発信も問題ありません。スマートフォンで使うよりも、少し遅延がありますが気にならない程度です。
 ただ、まれにフリーズすることがあるのと、ちょっと起動に時間がかかります。

・netprint(ネットプリント)
 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.fujixerox.np.activity
 問題なく動作します。
 アプリが縦向き前提なのか、横に余白ができてしまいます。

・Kindle
 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.amazon.kindle
 画面が縦から横に回転すると、高確率でアプリが落ちます。
 回転しない状態では、問題なく使えています。
 あらかじめ、使う方向にしてからアプリを起動する必要があります。
 リフローの電子書籍も読めます。

・テキストプレーヤー (読み上げアプリ)
 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ose.textFileSpeakerLite
 テキストを読み上げてくれるアプリです。
 原稿の校正に使っています。
 こちらも、問題なく動作しています。
 KDDILABS N2 TTSエンジンも使えます。
 追加音声データもOKです。

・残高確認
 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.japannetbank.smtapp.balance
 ジャパンネット銀行の公式アプリです。
 最初の設定で、画面の下が表示されませんでしたが、縦状態で起動して設定できました。
 その後は、横向きの状態でも問題なく利用できています。

・mineoスイッチ
 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.mineo.app.eco
 MVNOのmineoで通信速度の制限を切り替えるものです。
 速度制限状態では、通信容量が減らないので通信速度が必要ない場合は制限にしています。
 タブレット用の横向きレイアウトで全画面になりますが問題なく使えています。

・Jota+ (Text Editor)
 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.sblo.pandora.jota.plus
 多機能のテキストエディタです。
 文字コードや改行コードを指定していできます。
 また、正規表現での検索や置換ができます。
 こちらも、いまのところ問題ありません。
 プロキーもちゃんと適用されます。
 これのおかげで、HTMLやスクリプトなどの編集が楽になりました。

・QRコードスキャナー(ZXing Team)
 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.zxing.client.android
 問題ありません。
 Chromebookは、画面の上にしかカメラがないため、バーコード・QRコードを画面にかざすようにして読み取らせます。
 読み取った内容は、クリップボードに入ります。
 USB接続のWebカメラは、Chromebookの設定を変更してもAndroidアプリからは利用できないようです。
 内蔵のカメラのみ利用可能です。

・Googleマップ
 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.maps
 こちらも問題なく動作します。
 Chromebookには、Googleマップが入っていますが入れられます。
 Chrome用のものは、アイコンにChromeのマークがつきます。

・新聞を聞く - アルキキ いつでも簡単音声ニュース
 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.asahi.arukiki
 朝日新聞のニュースを音声で聞けるアプリです。
 こちらも問題ありません。

・Amazonプライム・ビデオ
 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.amazon.avod.thirdpartyclient
 問題ありません。
 ダウンロードしておいてオフラインで見ることも可能です。

・Janetter Pro for Twitter
 https://play.google.com/store/apps/details?id=net.janesoft.janetter.android.pro&hl=ja
 Twitterクライアントです。
 タブレットモードで縦にして使うと快適です。

・AndFTP
 https://play.google.com/store/apps/details?id=lysesoft.andftp
 FTPクライアントです。
 Chromeアプリには、FTPクライアントがあまり充実していません。
 ブラウザで利用するタイプのFTPクライアントを利用していましたが、複数ファイルのアップやダウンロードはできませんでした。
 このアプリであれば、複数ダウンロードや同期も可能です。
 プロキーも適用されます。


●インストールできなかったアプリ
・Microsoft Word
・Microsoft Excel
・Microsoft PowerPoint
・ヨドバシゴールドポイントカード


 Microsoft Office関連は、Google Play
ストアからインストールできませんでした。できるという情報もありますが、現時点では対応していません。
 これまで通り、ブラウザで利用するOffice Onlineを使うしかなさそうです。Office
Onlineは、機能に問題はありませんが、OneDriveにアップしたファイルしか編集できないので一手間かかります。


 せっかくなので、Chromebookで活用しているWebアプリ・サービス・機能拡張も紹介しようと思います。


●Chromebookで活用しているWebアプリ・サービス・機能拡張
・ネットプリント
 https://www.printing.ne.jp/index.html
 セブンイレブンのコピー機をプリンタとして使えます。
 Androidアプリ対応のChromebookならアプリも使えます。アプリだと、テキストを直接印刷できるメリットがあります。Webからは、PDFやWordなどのファイル形式にしないと受け付けてくれません。

・smallpdf
 https://smallpdf.com/jp
 ワード・エクセル・パワーポイントとPDFを相互に変換できます。PDF圧縮の機能もありますが、はあまり小さくはなりません。次に紹介するサイトの方が小さくなります。

・PDF圧縮
 http://www.jinapdf.com/jp/compress-pdf-file.php
 いろいろ試した中で、PDFファイルを最も小さくできるサービスです。
 Chromebookの印刷機能は、クラウドプリントかPDFに出力する形になります。このPDFが意外とサイズが大きい。ページ数があるものだと、メールで送りにくいサイズになります。このサービスを使うと、かなり小さくできます。

・oTranscribe
 http://otranscribe.com/
 文字起こしツールです。
 会議の議事録や講演録など、音声ファイルを聞きながら文字入力するときに使用しています。
 音声ファイルの再生・停止が、キーボード操作で可能です。

・Multilingual Online Editor
 http://multilingual-editor.sugutsukaeru.jp/ja/
 文字コード改行コードを指定できるオンラインエディタです。
 Chromebookは、基本的にUTF-8の文字コードで、改行コードはLFになります。
 HTMLファイルやDM200以外のポメラなど、JIS・SHIFT_JISなどの文字コードにしたい場合など、文字コード・改行コードの変更に使用しています。BOM(バイト・オーダー・マーク)のありなしも選択できます。

・Cam Recorder
 https://www.cam-recorder.com/
 録画ツールです。
 ページを読み込んだら、オフラインで使えます。
 液晶画面の上にあるカメラの映像を記録します。
 USB接続のWebカメラを使用することもできます。

・Writebox
 https://write-box.appspot.com/
 非常にシンプルなテキストエディタです。
 ちょっとしたメモから、長文まで書くことに集中したいときにも愛用しています。
 特に保存しなくても、ブラウザの保存領域に自動保存します。
 また、Google Drive・Dropboxのテキストファイルを編集・保存できます。
 スマートフォンや自宅・会社、持ち運び用のノートPCなどどこからでも編集が可能です。
 文字数が常に表示されるので、分量の把握もしやすい。

・cloudconvert
 https://cloudconvert.com/
 文書・画像・動画・音声などのフォーマット変換サービス。
 画像形式やワードからテキストファイルなどもできます。
 ローカルだけではなく、Google Driveなどクラウドサービスから元ファイルを読み込み、変換後のファイルもクラウドに保存可能。

・Pixlr Editor
 http://pixlr.com/editor/
 Photoshopのような外観のオンライン画像編集ツールです。
 Chromeの機能拡張もありますが、URLを開くだけなので違いはありません。
 レイヤーも使えますし、Photoshopを使ったことがある人ならすぐに使いこなせると思います。
 Photoshopの.psdファイルを開いて編集も可能です。ただ、.psd形式での保存はできない(.pxdファイルになる)ので編集したものをPhotoshopで開くことはできません。


●Chromebookで使ってる拡張機能・Chromeアプリ
・KuroTwi(機能拡張)
 タイムラインやRSSフィードを自由に配置できるTwitterクライアントです。
 検索結果だったり、特定のユーザーのツイートをパネルとして自由に並べられます。

・Office Online(機能拡張)
 Microsoft Officeのファイルを表示、編集、作成できます。
 公式のサービスなので、マクロ以外の機能はほとんど問題ありません。
 Office Onlineは、OneDriveのファイルしか開けませんので一度アップロードする必要があります。この機能拡張からローカルのファイルを選択すると、OneDriveにアップして自動的にOffice
Onlineで開いてくれます。
 最近使ったファイルの一覧も出ます。

・Shift-JIS pad(アプリ)
 SHIFT_JISで保存できるテキストエディタです。
 Chromebookでは、UTF-8がデフォルトです。SHIFT_JISのファイルは、ほとんどのテキストエディタで文字化けしてしまいます。Shift-JIS
padがあれば、ポメラなど文字コードがSHIFT_JISのファイルを表示・編集・保存が可能です。

・TeamViewer(アプリ)
 定番のリモートコントロールツールです。
 自宅のWindowsやMacにアクセスして利用できます。
 私は、顧客のサポートやメンテナンスで利用しています。
 リモートで接続するためのもので、リモートを受けることはできません。

・Adblock Plus(機能拡張)
 広告ブロッカーです。
 やたら広告が多くて読み込みに時間がかかるページなども、利用しやすくなります。
 サイトによって、ブロックしない設定もできます。

・Caret テキストエディタ(アプリ)
 デフォルトのテキストエディタです。
 検索置換や一通りの機能があります。

・Evernote Web Clipper(機能拡張)
 WebページをEvernoteに保存できます。

・Keep Awake(機能拡張)
 Chromebookにはスリープまでの時間設定がありません。
 時間のかかるファイルのダウンロードや、クラウド上での変換作業など、一定時間でスリープしては困る場合もあります。
 アイコンのマークをクリックして、お日様の状態にするとスリープしません。
 夕日のようなアイコンは、ディスプレイは一定時間で消えますが、Chromebook自体はスリープしません。
 月のマークの場合は、通常通りスリープします。


●まとめ
 総合的には、買い替えて正解です。
 約1年半ほどChromebookを使ってきましたが、Androidアプリが使えることでかなり可能性が広がりました。
 また、WebアプリケーションやWebサービスもどんどん進化しているので、Androidアプリ未対応の機種でもメインマシンとして使えると感じています。
 まだ、最適化されていないとは言え、Androidアプリが利用できるのはメリットです。

Acer Chromebook R11 CB5-132T-A14N (Celeron N3060/4GB/32GB eMMC/11.6/Chrome/APなし/ホ CB5-132T-A14N)
http://amzn.to/2oe0Zxt
posted by Outliner 伊藤 崇 at 20:09| Comment(0) | ライフ

2017年03月16日

Google Apps ScriptでGmail読み取り制限によるトラブルを回避する

 業務システムから、ブログの投稿やポメラSync用の仕組みなども最近ではGoogle Apps Scriptを使っています。

 Googleのサービスをコントロールしたり、連携が容易にできるのでアイデアしだいでいろんなことができます。

 このなかで、よく使っているのがメール関連の処理です。

 ポメラDM200から送ったメールをポメラSync用に変換したり、ブログに投稿するのと同時にEvernoteに保存する、ネット銀行のメールから金額をスプレッドシートに転記するなど、メールを起点とした処理を多く利用しています。

 メールの処理で問題になるのが、Gmailの読み取り制限です。
 一般ユーザーのアカウントでは、一日に20,000件までとなっています。

 2万件なんていかないと、高をくくっていましたが案外簡単に超えてしまいます。

 Google Apps ScriptでGmailを検索して、条件に合ったメールを処理するとき、対象のメール数と頻度(トリガーの間隔)・スクリプトの数で計算してみます。

トリガーの間隔が1分の場合、1440回実行されます。

20000÷1440=13.88件

 このときに、Gmailの検索で毎回ヒットするメール数は13件までになります。

・5分で、69件
・10分で、138件
・15分で、208件
・30分で、416件

 メールを対象とするスクリプトが複数あれば、合算した値となります。
 トリガーの間隔が1分のスクリプトが二つあれば、それぞれ6件までとなります。

 制限を超えると、当然エラーとなります。


 GmailApp.search(検索条件,開始インデックス,最大取得数)

 searchメソッドを使う場合は、最大取得数を大きくしすぎると制限を超えてしまいます。

 制限を回避するには三つの方法があります。
・トリガーの間隔を長くする
・最大取得数を少なくする
・検索条件を工夫する

 この中で、三つ目の検索条件の工夫が一番効果あると考えています。
 できるだけヒットする数が少なくなるように、条件を厳しくします。

 たとえば、未読のもののみを対象にする、特定のラベルのもののみを対象にするなどです。

 こうすると、一度処理したものを既読にする・ラベルを付け替えるなどの処理を行うことで、次の実行時には対象から外れます。


 メール処理のスクリプトは、すぐに処理してほしいものが多いのでトリガーの間隔は1分を多用しています。
 スクリプトがエラーになったときの通知を「今すぐ」にしていると、あっという間に数百通のエラー通知メールが受信トレイにたまります。

 エラーメールを消している最中にも、どんどんメールが来ます。
「え! なに、ちょっと待って〜」

 かなり慌てました。
 取り急ぎ、Google Apps Scriptのトリガーを削除して、エラーメールを削除しました。

 一日の上限を超えると、当然ながら日付が変わらないと使えるようになりません。
 日本時間ではないので、日本では午前9時になります。


 業務システムを動かしていると、こうしたエラーが致命的となります。
 Google Apps Scriptには、この他にもメール送信数の制限など、様々な条件があります。
 スクリプトのテストを行う前に、ちょっと確認しておくとトラブルを回避できると思います。

 そのほかの制限事項については、ダッシュボードをご覧ください。
Google Apps Script ダッシュボード

 では、また次のテキストでお会いしましょう♪
posted by Outliner 伊藤 崇 at 11:59| Comment(0) | 効率化・仕組み

2017年03月07日

ポメラ用テキストファイル作成にも使える。「多言語対応オンラインエディタ」

 テキスト形式のファイルで問題となるのが、文字コードと改行コードです。
 UTF-8の場合は、BOMの有無も問題となります。

 テキストエディタでも、対応している文字コードが異なります。また、異なるOSだと同じソフトウエアがないため、調べるのに時間がかかったりします。

 BOM:(バイトオーダーマーク)は、ユニコードの種類や内部的なデータの並べ方(エンディアン)の判別に使われるものです。UTF-8は、BOMが必須とされていなかったことから、仕様上データの並べ方(エンディアン)の違いがないにも関わらずBOMありとなしが存在しています。
 このためUTF-8にBOMが付くことを想定していないアプリケーションではトラブルの原因となります。Web関係の、HTML・CSS・JavaScript・PHPなどは、BOMなしが無難です。逆に、Excelでは
BOM付きのCSVでないと読み込みがうまくできません。Windowsのメモ帳はBOM付きになります。
 キングジムのポメラでは、DM200以外の機種では文字コードがSHIFT_JIS、改行コードはCR+LFしか扱えません。
 DM200では、UTF-8に対応しましたが、BOMありで保存されます。

 UTF-8で、BOMありにしたい、BOMを取りたいという場合や、他の文字コード・改行コードに変換したいときには、対応したテキストエディタで保存し直す必要があります。

 パソコンに、こうしたテキストエディタがあれば問題ありませんが、ソフトのインストールが制限されていたり、異なるOSのパソコンで行いたいケースもあります。

 この場合に利用できるのが、「Multilingual Online Editor 多言語対応オンラインエディタ」です。

 Multilingual Online Editor 多言語対応オンラインエディタ
 http://multilingual-editor.sugutsukaeru.jp/

 ブラウザさえあれば、Windows・Mac・ChromeOSなどOSに関係なく利用できます。

 BOMだけではなく、文字コードの変換・改行コードの変換にも対応しています。
 テキストの編集も可能です。

Screenshot 2017-03-06 at 18.04.26.png


http://multilingual-editor.sugutsukaeru.jp/

 サイトにアクセスすると、ファイルの読み込み画面になります。
 ここで、ローカルのファイルを選択します。
 読み込むファイルの文字コードを指定します。
「Begin to Edit」ボタンを押すと、ファイルの編集画面になります。
 文字化けしていないか確認をしてください。 

 ファイルの選択をしないで、「Begin to Edit」ボタンを押すと新規作成の状態になります。

Screenshot 2017-03-06 at 18.05.05.png

 編集が必要なければ、右側の保存形式の設定を行います。

 改行コード(line feed code)を選択します。
 一般的には、SHIFT_JISの場合はCR+LF、UTF-8の場合はLFです。

「charset」(文字コード)のプルダウンメニューでは、保存する文字コードを選択します。
「multilingual(UTF-8)」を選ぶと、BOMの設定が表示されます。
「UTF-8 option」で、「with BOM」がBOMあり、「without BOM」がBOMなしです。

「Save」ボタンを押すと、ファイルがダウンロードされます。


 インターネットに接続していないと利用できませんが、ブラウザさえあれば端末やOSに関係なく利用できます。

 Chromebook・ChromeOSでは、文字コードや改行コードの指定ができるテキストエディタがあまりありません。
 また、変換が必要になるケースがあまりない場合には、テキストエディタのアプリケーションを入れるよりも便利です。

 編集が必要な場合は、編集枠の右上にあるプルダウンを変更すると表示の行数を200行まで増やすことができます。
 初期値は、10行になっています。

 ブラウザで利用するエディタの欠点として、タブが入力できないというものがあります。
 ブラウザでは、Tabキーを押すとフォーカスが移動してしまいます。
 しかし、このエディタでは「Insert TAB」というボタンがあり、これを押すことでカーソル位置にタブを入力できます。
 HTMLファイルやソースコード編集では、タブを多用するのでありがたい機能です。


 検索や置換の機能がないので、文章の執筆や大がかりな編集向きではありませんが、ちょっとした修正や文字や改行コードの変換に適したエディタです。

 ポメラで読める形式に変換したいときや、Excelでうまく読み込めないCSVを変換したいときなどに試してみてはいかがでしょうか。

 では、また次のテキストでお会いしましょう。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 07:18| Comment(0) | ポメラ・電子ノート

2017年03月06日

ポメラで単語登録が消える・文章が消えるときの対処方法

 このところ、ポメラDM100で単語登録が頻繁に消える・入力した文章が消えるというツイートを見かけます。

 こうした方々とやりとりをさせていただいて、対処方法がわかったので記載しておきます。 ※必ず直るという保証はありませんが、この操作で改善している方が複数いらっしゃいます。

 DM100には、メモリ保護用の電池として、ボタン電池が使用されています。

 DM100の単三電池は、動作用の電池です。
 この他に、ボタン電池があります。

 このボタン電池が消耗していると、電池交換時に日付・時刻がリセットされたりいろいろと不具合が起こります。

 まずは、ボタン電池を新しいものに交換してください。


 電池を交換しただけでは、不具合が解消しない場合があります。
 このときは、本体メモリにあるデータをパソコンにバックアップします。

 本体メモリのバックアップは、USBケーブルでパソコンと接続して行ってください。
 単語登録のデータも、エクスポートでバックアップを行います。

 次に、ファームウエアが最新でない場合は最新にアップデートします。
 すでに最新のファームウエアになっているときは、初期化を行います。

 初期化(フォーマット)は、次の手順で行います。

 電源が切れている状態で、
「Esc」+「→」+「電源」のキーを同時に押します。

 液晶が表示されたらキーを離します。


 後は画面の指示に従って、初期化(フォーマット)を行ってください。

 初期化を行うと、日付時刻や設定データなどがすべて消えますので、再度設定を行ってください。

 単語登録は、バックアップしたものをインポートで読み込むことで戻ります。

 この操作で、登録辞書が消えるなどのトラブルが解消したケースが複数あります。
 絶対に直るという保証はできませんが、試してみる価値はあると思います。
posted by Outliner 伊藤 崇 at 08:44| Comment(0) | ポメラ・電子ノート